以前放送の『めざまし8』(フジテレビ系)には、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが出演。この日の放送回で、カズレーザーが若者の新型コロナウイルスワクチン接種を進めるために「やるべきこと」を指摘したところ、ネット上では称賛の声が上がっているようです。
番組では、新型コロナウイルスワクチン接種推進担当相の河野太郎氏が、自身のブログにて新型コロナウイルスワクチンに関するデマの背景について説明したことを特集していました。これについて河野大臣は、『めざまし8』に出演した際、「様々なデマが広がっているので、一つ一つつぶしていかないといけない」とも語っていました。
河野大臣からは具体的なデマについての細かな説明も…。例えば「ワクチン接種された実験用のネズミが2年で全て死んだ」というものは、「実験用のネズミの寿命がそもそも2年程度ですから、ワクチンを接種した人間が100年で全て死んだといっているのに等しいことになります」と説明。
その後、ネズミが猫に入れ替わったものが流布されたが「ヒトに関する研究の前段階としての動物実験でネコは一般的に使われません。現に、ファイザー社のワクチンの研究でネコが使用されたことはありません」とも指摘していました。この報道を受け、番組MC・谷原章介はカズレーザーに「怖がっている方たちってどうしてもそういう怪しい情報をフォローしているって状況がありますよね?」と質問。
すると、カズレーザーは「そうですね。嘘っていうのは無限につけて、真実は一つしかないので圧倒的に不利な戦いではある」「嘘とか、疑おうと思えばいくらでも疑えるんで、そこを戦おうとするのは難しい」と説明したうえ、若者のワクチン接種が進んでいない背景として「単純なメリットが感じれない」と指摘し、
「元々重症化しにくいので、ワクチンを打つっていうメリットが大きく求められない。お年寄りは命を救うって大きなメリットがあるので、打つ理由がある」「そうじゃないから単純に広がっていないっていうだけだと思う」と私見を述べたほか、「例えば、携帯代1ヶ月無料にしますってなったらめちゃくちゃ打つ人増えるんですよね。わかりやすいメリットを提示するべきだと思う」と語ったのでした。
この私見には若者にも響いたようで、実際この時ツイッター上では、「カズレーザーの意見が真理だろうな」「若者には人参をぶら下げるのがワクチン摂取の手段としては手っ取り早いと思う」「真実か嘘かの検証は難しいって本当にそう。個人個人が判断していくしかないよね」といった声があがったようです。共感の声も続出した今回の意見。
ワクチンデマについても、早め早めに潰していってほしいですね。
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