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家族のご飯の食べ残しだけを食べ続けた母親が、胃癌で天国に旅立ってしまった…。


ある女性が後悔いっぱいの心情を綴った文章を公開し話題になっている。

その女性の母親が、家族が食べ残した食べ物を勿体ないといいながらそれだけを食べ続け、なんと胃癌にかかって亡くなってしまったそうだ。

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最近、中国最大のソーシャルネットワークサービスウェイボーに、マレーシアに住んでいる女性、シエジャイ(Xie Jiayi)の切ない物語が掲載された。

シエが当時19歳だった2014年7月のある日、母が突然倒れ病院に運ばれた。

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母の病名は胃がんだった。医師は、胃がんの要因として塩分の多い塩辛い食べ物、喫煙、遺伝的要因、加工されたタンパク質、腐った食べ物などを言及した。

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医師の言葉を聞いたシエはその瞬間、私たち家族の食べ残しをゴミ箱から取り出していつも食べていた母親の姿が頭の中に浮かんだという。カビの生えた食べ物も「これぐらい食べても問題ない、大丈夫」といって笑いながら食べていた母親の姿が頭の中をよぎった。

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これまでの10年間、母は家族が食べ残したものだけを主に食べ続けて生活してきた。母は、食べ残しがもったいないと冷蔵庫に置いて数日を捨てずに食べていたという。

母の胃癌の進行状態は初期を経て中期に発展した状態だった。急いで、胃の3分の2を切断する手術を受けたが、健康状態はよくならなかった。

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さらに、抗がん治療を受けていた母親は、がんが再発してわずか数ヶ月で体重が60kgから28kgに減少した。

骨しか残ってない母親の姿を見ていると涙が止まらなかった。

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ついに2015年11月、惜しくも最愛の母親は天国に旅立ってしまった。

シエは「母親が病気になってから私のように後悔しては遅すぎます。母が私たちの食べ残しを食べるのが当たり前だとは思わないでください。」とメディアを通して多くの人に伝えた。

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シエの記事を読んだ人々からは共感と哀悼の声が多数寄せられたという。

 

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