5日、ムツゴロウの愛称で親しまれた作家の畑正憲さんが亡くなったことが明らかとなりました。6年前にも心筋梗塞で倒れているムツゴロウさんですが、入退院を繰り返すといった生活をしており、現在では自宅療養中だったそうです。
お茶の間にも親しまれたキャラクターだっただけに、ネット上からは「ムツゴロウさんってまだ80代だったのか。百歳近いイメージだったわ」「ええええええええええええ！ ムツゴロウさん…泣 子供の頃、TVのどうぶつ王国特番は毎回楽しみにしてました…」「ムツゴロウさんも向こうへ行ってしまわれたのか…。ご冥福をお祈りします。 あぁ、なんだか寂しいなぁ。」などといったコメントが寄せられています。
ムツゴロウさんの結婚した妻は畑純子さんという方で、中学時代に出会い、中学2年生頃より交際をしています。地元は福岡県のムツゴロウさんですが、大分県日田市で学生時代を過ごし、その後は東京大学へと進学しています。大学生活の4年間は東京都と大分県という遠距離恋愛となり、当時、彼女の純子さんは不治の病といわれた結核を患っていましました。交際中の彼女が結核を患ったいることを知ったムツゴロウさんは、何度も東京から大分県へと看病や面会に訪れ、純子さんは完治します。
ムツゴロウさんは同大学を卒業した23歳のときに結婚し、その2年後の1961年には娘の津山明日美さんが誕生しています。2020年8月29日に放送された「バカリ＆秋山の しんどい家に生まれました!!～今なら笑えるトンデモ人生～」では、「ムツゴロウの娘」として明日美さんが出演をし、父親のムツゴロウさんとの思い出を語っています。昔から子供思いで優しかった父・ムツゴロウさんが大好きだった明日美さん。しかしながら、下記のようなあまりの仰天行動に驚きを隠せなかったといいます。
- 小学生の頃、明日美さんの魚嫌いを克服するため無人島に移住を計画
- 無人島で家族（ペット）として「どんべえ」というヒグマの子供を迎え入れる
- 移住した無人島で「焼き芋屋」を開業を決意
- 家族に内緒で失踪！ゾウ使いになるためにスリランカへと行く
明日美さんが小学生だった頃、魚が嫌いだと告白をするとムツゴロウさんは無人島での生活を提案し、そのまま無人島での自給自足の生活が始まったのです。当時を振り返り明日美さんは「私は学校の友達と離れたくないとか、ピアノの教室は無人島にはないだろうなと思ってそれもすごい悲しかったので。」と語っています。また、無人島生活の中で突如としてヒグマの子供・どんべえをペットとして飼いだしたムツゴロウさん。みるみる内に成長をするどんべえに対し同番組では「子熊と言っても中型犬くらいかな？すごいパワーなんですよ。野生動物なんで。何回もお尻を噛まれて、最初は恐怖でした。かわいいけど恐怖の存在でした。」などと回顧する場面もありました。
さらには無人島なのに焼き芋屋をやりたいと言い出し、「島の中央に焼き芋屋の屋台を置いて、新聞に一行広告を出した」と語った明日美さんは、結果的に流氷の影響で屋台ができなかったとも振り返っていました。突如として家族に何も告げずに謎の失踪を遂げたムツゴロウさんですが、1ヶ月後に家族宛に手紙を出し「スリランカで象使いになったぞ」とつづっていたそうです。こうした経験に明日美さんも「なかなか普通の家では体験できないことを体験できたことがよかったと思います。」と打ち明けています。
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