2018年1月にあるシングルマザーの家庭で起きた驚くような性的暴行事件。動物好きな家族向けの、人気のドキュメンタリー番組をリビングルームで見ていたファミリー。ところがチンパンジーが交尾するシーンが映し出されると、息子の表情はみるみるおかしくなっていったというのです….
！？
英国東岸の町キングストン・アポン・ハルに住む事件当時16歳の少年だった被告人は、公共テレビ局『チャンネル4』による動物のドキュメンタリー番組を自宅のリビングルームで見ていたとき、いきなり性欲をむき出しにして母親を暴行しました。その後、母親の通報がきっかけで逮捕・起訴されており、その事件の裁判が「ハル刑事法院」でスタート。point 228 | 1
動物のドキュメンタリー番組は動物園への取材をもとに制作されるその番組。この日は、チンパンジーの繁殖の様子がテレビの画面に映し出されました。すると、息子は母親に対して性的欲望があることを告白。「今すぐにやりたい」などと驚くべき発言を口走ったのです。
母親は驚き、「私はあなたのお母さんよ」といい、そのままキッチンへ逃げ込んだそう。料理を作り始めたところで息子は背後から母親に近づき、脇の下から手を入れて右のバストを触り、下半身に性器を押し付けてきたというのです。
母親は法廷で当時の状況について以下の様に述べています。
「息子の体を押し退けようとしましたが、力では敵いませんでした」
「その忌まわしい行為がどれくらい続いたのか記憶がありません。永遠のことのようにも感じられました」
「彼はやがてその行為を止め、リビングルームへと消えていきました」
母親は自分の寝室に急ぎ、助けを求めようと息子の父親と警察に電話しました。しかし、その日から1年半以上の月日が流れても、母親は今も右の耳から入ってくる息子の荒々しい息遣いを忘れることができずに苦しんでいるといいます。
息子はどうしてこのような行為に及んだのか….。息子は「そのような経験さえなければ事件は起きなかったかもしれない」と話し、より高い関心が寄せられています。
「父親の携帯電話に母親との性行為を撮影した動画が保存されていて、それを偶然見てしまった」
「淫らな姿の母に、いつか僕も母とセックスしたいと思った」
ある日、母親に携帯電話を奪い取られ、それを取り返そうともみ合っていたところ母親の服からバストがこぼれ落ちたことがあったそうです。その時、息子は母親への性欲を我慢することの限界を感じとったといいます。
また、少年が当時10歳だった妹に性的虐待行為を働いていたことも判明しています。母親を暴行した事件の2日前、妹の前に局部を露出させながら現れた少年は、それをよく見るよう強要したそうです。
性への強い興味や欲望があるのは誰しも少なからずあるもの。しかし、ここまでくると発達的障害や性依存症を疑うべきかもしれません。裁判の行方に注目が集まっているようですが、この少年が今後まともな人間になることを祈りたいものです。