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三鷹の女子高校生殺人事件…犯人の執着心がヤバすぎる!


三鷹市で発生した女子高校生殺人事件は、世間に大きな衝撃をもたらしただけでなく、犯人の異常な執着心だけでなく、リベンジポルノと呼ばれる、犯人となった男が殺害した女子高校生の性的な画像などをバラまき、それが拡散するという出来事も発生し、社会問題となり、法律の制定につながるなどかなりの物議を醸した事件です。また、裁判の不備があり、いったん審理を東京地裁まで差し戻して、再び裁判がおこなわれるといった動きも話題となりました。そんな中、犯人の執着心の異常さがクローズアップされていき、戦慄が走る状況を知ることになります。

 


写真:youtube.com/watch?v=Yv95LHL-ZhY

事件が発生する2年ほど前、SNSを通じ、犯人となる男と被害者の女子高校生が出会い、交際が始まりました。当時男はトラック運転手として働いていたものの、身分を大学生と偽り、交際していました。1年間の交際を経て、女子高校生が留学をしてから別れ話が持ち上がります。その翌年に女子高校生が日本に戻った時から、男が執拗に復縁を願い出て、当面は連絡をとっていたものの、途中から完全にその連絡を遮断し、復縁をしないような状況にしました。この時から男から殺害の計画を立て始めるだけでなく、リベンジポルノという形で復讐をするようになっていきます。point 353 | 1

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写真:2chanmatome.wordpress.com

完全に連絡が絶たれてから翌月、男は動画共有サイトに投稿スペースを作成しておき、その後、女子高校生の実家がある三鷹市に足を運び、女子高校生のストーカーを始め、その過程で動画共有サイトに女子高校生の性的な画像、動画をアップロードしていきます。この男は殺害に至るまでの期間、三鷹市に関する掲示板などで殺人を示唆するコメントと共に、URLを貼り付け、誰もが閲覧をできる状態にしておきました。この時はそこまでの広まりはありませんでしたが、事件が発覚してから一気に拡散され、殺害されたにもかかわらず、その名誉が死後に及んでも傷つけられる状況を生み出してしまいました。point 361 | 1

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写真:2chanmatome.wordpress.com

男がストーカーとして付きまとうようになると、彼女はストーカー被害を警察署に報告し、男の携帯電話とされる番号に電話をかけましたがつながりませんでした。後にこの電話番号は男の知人のものであったことが判明しており、結果として有効な警告を出すことができない状況でした。そして、事件当日、仕事で両親が不在、家には女子高校生だけがいる状況において、突然、家の中に男が現れます。男は不在時に施錠をしてなかった被害者の2階の窓から侵入し、女子高校生の部屋のクローゼットに潜伏しており、そこから女子高校生を襲撃し、殺害に至りました。point 341 | 1

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写真:anchikaluto.blog.jp

このクローゼットに潜伏をしているとき、犯人となった男は無料通話アプリを通じ、踏ん切りがつかなかったからストーカーのようなことをしている、発作的に侵入をし、それに後悔していることなどをやり取りしています。計画性という点では疑問が残るものの、リベンジポルノなどの件は紛れもない事実であり、何の言い逃れもできない事実です。また、裁判になっても、反省の声は出てこず、リベンジポルノの件は、彼女の尊厳を傷つける意思、そして、多くの人に交際の事実を知らせたいという異常な執着心が取りざたされるなど、大きな波紋を呼びました。point 333 | 1

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写真:matome.naver.jp

後に、この事件はリベンジポルノをめぐり、いったんは地裁に差し戻され、下手をすれば量刑が軽減される恐れがあったため、証拠資料として性的な画像などの提出を行い、結果としては当初の量刑で刑は確定します。ただ、想定よりも多少軽い量刑だったことも大きな話題となりました。リベンジポルノに関する取り締まりが厳しくなるなど、大きな影響を与えましたが、犯人の執着心、最後まで反省の色を感じさせない様子などが量刑の軽さに対する世間の怒りを感じさせます。point 291 | 1

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