母親を絞殺!?29歳息子の鈴木悠里容疑者
マンションで母親の首を絞めて殺害したとして、警視庁捜査1課は15日、住所不定、無職、鈴木悠里(ゆうり)容疑者(29)を殺人容疑で逮捕したと発表しました。
逮捕容疑は10日、東京都荒川区荒川3のマンション一室で、この部屋に住む母で会社員の道子さん(62)の首を絞めて窒息死させたとしています。
同課によると、鈴木容疑者は先月まで道子さんと同居していました。
借金が約200万円あり、キャッシュカードを道子さんが預かっていました。
カードの管理をめぐって口論になり、「あんたなんか産むんじゃなかったと言われてかっとなった」などと供述しているといいます。
鈴木容疑者は事件直後にカードで4万円を引き出し、パチンコで全額を使い切っていました。
12月10日の夜に、同居する道子さんの姉(64歳)がマンションに帰宅したところ、外出着姿のまま布団の中で死亡している道子さんを発見したようです。
通報を受けた警視庁捜査1課が調べたところ、マンションの防犯カメラに、10日の日中にマンションに出入りする悠里容疑者の姿が映っていました。
鈴木悠里容疑者の犯行動機
警察の調べに対し、「あんたなんか産むんじゃなかったと言われてかっとなった」と話しており、さらに「全て私が1人でやったことに間違いありません」と容疑を認めているようです。
母親は韓国籍の会社員で、首を腕などで絞めて窒息死させた模様です。
2人は先月まで一緒に暮らしていましたが、悠里容疑者は200万円ほどの借金があったため、キャッシュカードを母親に取り上げられていました。
キャッシュカードの返却をめぐり口論となり、悠里容疑者は家を出ていきました。
事件当日に悠里容疑者は母親のもとを訪ねたが、再び口論となり犯行に至ったようです。
ネットでの反応
今回の事件に対し、ネットでは様々な反応が見られます。
母親の道子さんが放ったとされる「お前なんか生むんじゃなかった」この発言に対する意見が飛び交っています。
・29歳で無職なら言われて当然だ
・言われたらショックだけど殺してはいけない
・親子げんかではよくあるセリフだ
・言われて当然だ
・母親が言ってることは事実だ
このように母親が放った言葉に対して、賛成の意見が多くみられています。
確かに傷つく一言かもしれないが、自業自得だという意見と、嫌な気持ちになったからと言って殺していいわけではないという意見がありました。
そして反対に、母親が言ってはいけない一言だったという意見もあります。
・言い過ぎだ
・言ってはいけない一線を越えてしまった
・教育を間違えたからこんな息子に育ったんだ
・ちゃんと育てられなかったくせにヒドイ言いがかりだ
・子は親を選べないから言うべきではない
などと言った声も上がっています。
親子喧嘩が殺人事件にまで発展してしまった今回の事件。
この事件以外にも親子のトラブルから殺人にいたる事件は今までにもありました。
また親子喧嘩がエスカレートし、殺人未遂などで逮捕される事件もあります。
他人ではない家族だからこそ、ケンカをしているとついつい一線を越えてしまいがちです。
言ってはいけない一言を言ってしまったり、手が出たりすることもあるようです。
しかし、家族だからと言ってすべてが許されるわけではないのです。
言ってはいけない言葉、してはいけないことは家族の間でも存在します。
ましてや犯罪や殺人なんて、もってのほかです。
鈴木悠里容疑者と高道子さんも、お互いに大切に思いあっていた時期があったことでしょう。
しかしお金のトラブルから、殺人事件という非常に悲しい結末に終わってしまい、非常に残念な気持ちでいっぱいです。