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朝ドラ「花子とアン」の原案者!作家・村岡恵理ってどんな人?


村岡恵理さんという女性作家は、翻訳家として活躍していた村岡花子さんの孫であることで知られています。容姿端麗で上品な女性であり、村岡花子さんとアンに関係する多くの作品を書いています。恵理さんは、物を大切にする女性ではないかと感じています。

 


写真:toyoeiwa.ac.jp

恵理さんの祖母である村岡花子さんは、大正時代に結婚し家を構えていました。それから、花子さんは亡くなるまでその家にずっと暮らしていました。その家は、関東大震災や第二次世界大戦を経ても、焼けることなく残っていました。花子さん自身が物を捨てない人であったことを恵理さんは知っていました。また、恵理さんの母親も物を捨てない人でした。そのため、花子さんが書いていた本や原稿用紙が残されていたそうです。

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写真:kodomo.gr.jp

そして、恵理さんは祖母が残していた本や原稿用紙の一つ一つを整理したり調べたりしていました。これらの作業がライフワークになり、現在の恵理さんの仕事につながっていると考えられます。恵理さんは祖母の本や原稿用紙を読み、おそらく深い感銘を受けたと想像することができます。

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写真:asahi.com

村岡花子さんと言えば、赤毛のアンに関係する作品が有名です。赤毛のアンという物語の中で、アンという主人公はどこにでもあるような自然や風景に感動を覚えています。間違いなくアンは感受性豊かな人であり、実に様々な出来事に対し、自分なりの感じ方で考察を深めています。感受性豊かな人には、身の回りの物すべてに愛情を抱いている、という特徴があります。これは、身の回りの物すべてを大切に扱う、ということになるため、アンという主人公も物を大切にする人であったと想像してしまいます。また、感受性豊かな人には、日常的に充実感を覚えることができる、という特徴もあります。感受性豊かな人は、人、物、景色、匂いなど、あらゆる事象によって心を揺さぶられます。赤毛のアンの物語を翻訳していた村岡花子さんの心の中にも、アンと同じような感覚があったのではないかと感じられます。赤毛のアンを翻訳すればするほど、アンという主人公に魅了され、その意志は孫である村岡恵理さんにまで伝わっていると考えています。point 500 | 1

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写真:book.asahi.com

普段使っている身の回りの物を雑に扱う人には、豊かな感性がないのではないかと推測してしまうことがあります。身の回りの物すべてに対して感動を覚えられるのであれば、それらの物を雑に扱うような態度をとれないでしょう。このことは物に限らず、人にも当てはまると考えています。感受性豊かな人は、物も人も大事にします。そうすることによって、自分自身の人生も自然に充実することになります。赤毛のアンという素晴らしい物語の根底では、やはり心の問題がテーマになっています。この最も崇高なテーマを理解していた村岡花子さんは、後世にわかりやすく伝えたいと願っていたのかもしれません。そして、孫の村岡恵理さんもそのことを熟知していたと感じられます。point 389 | 1

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写真:kajimaya-asako.daido-life.co.jp

村岡恵理さんが、赤毛のアンではなく、花子とアンという作品に取り組んだ理由については、赤毛のアンという海外の良質な原作に秘められているメッセージと、祖母である村岡花子さんのメッセージの受け取り方の関係性について、世の中に広く知ってもらいたいという渇望があったためではないかと考えています。祖母の心の中を理解していた村岡恵理さんは、花子とアンという作品の中で、祖母自身がアンであったかのように描いています。祖母とアンの人柄や生い立ちを故意に同一化しているのでは、と邪推してしまうほど巧みな表現で書き残しています。しかし、その裏には、地球上の人すべてがアンや祖母のように感受性豊かな人になって欲しいという切実な願いが隠されているような気がします。村岡恵理さん、村岡花子さん、そして赤毛のアンの原作者であるモンゴメリ、この三人の女性に対し、心から敬意と感謝を表します。point 470 | 1

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