6日、情報番組『グッとラック!』(TBS系)では、石川県能登町のコロナ対策交付金の使い道についての話題を取り上げていました。そんななか番組MC・立川志らくさんがこの件について言及。そのコメントに注目が集まっています!
国が地方自治体に配る新型コロナウイルス対策の「地方創生臨時交付金」。新型コロナウイルス感染症への対応として必要な事業であれば、使途に制限はないとされているようです。
2020年6月「イカの駅つくモール」が観光名所としてオープンし、有数のイカの漁獲高を誇りイカの名産地として知られる石川県能登町。
その石川県能登町が臨時交付金2,500万円使い、幅13m高さ4mものイカの巨大モニュメントを建設することが発覚。
イカモニュメントはすでに建設中だといい、建設費は約3000万円で、そのうちの約2500万円が交付金でまかなわれる予定だそうです。
番組が町の担当者に取材したところ、「地域の魅力の磨き上げ事業」「地域の名産品の魅力発信事業」という交付金活用事例に該当すると判断し、「コロナ収束後の観光誘客を見込んで考えた」と説明。また、使い道を改める可能性について聞かれると「今のところ、そのような考えはありません」とコメントしています。
しかし、町民からは「おばけみたいだし、これがコロナに効くとは思わない」「アホくさい。こんなものがあってもイカをみたいと思う人はいない」と反対意見が多く見られます。
町民の声に対し担当者は「意見は真摯に受け止めたい」としていますが、「コロナ終息後の観光の目玉にする」とも話しているようです。
MCの志らくさんは能登町のコロナ対策交付金の使い方に対し、「本当にムダ。能登が一番間違ってるのは、イカは見たいんじゃなくて食いたいんですよ…」と指摘。
また、子育て支援よりもイカの巨大モニュメントに充てたことに対しても「もっとこっちに充ててあげればいいのに」と苦言しました。
さらに今回の放送を受けネット上でも能登町のコロナ対策交付金の使い道に対して呆れている人も多いようで以下のような声があがっています。
「自分の金ならイカなんか作らんだろ。それなりに人が集まって金の使い方について検討したと思うけど、考えついたのがこれかと思うと絶望的だよね」
「この時期にイカのモニュメントって何考えているんだろう…」
「モニュメント作るより、漁師の人を守るためにお金使うべき」
「他にもやることはいっぱいあるはず」