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名脇役俳優・大杉漣さんの急逝から1年で、息子が綴った想い…「一瞬でもいい、会いたい」…


昨年2月21日、急性心不全で亡くなった俳優の大杉漣さん。脇役俳優としても有名で、突然の訃報に芸能界からも多くの悲しみの声が寄せられました。そんな名脇役俳優の大杉漣さんが亡くなって早くも1年が経ち、20日、漣さんの長男でフォトグラファーの大杉隼平さんが自身のインスタグラムに父への想いを綴りました。

長男・大杉隼平さんについて

photozou.jp

出身地:東京

生年月日:1982年8月28日

所属:ザッコ

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大杉漣さんの長男・大杉隼平さんは、雑誌・テレビ・広告などの写真家として活動。2008年からは父親と同じくザッコに所属しています。

お墓ネット.com

大杉漣さんは2018年2月21日に急性心不全でお亡くなりになられました。20日のドラマ『バイプレイヤーズ』撮影後、ホテルに戻り食事をした後に腹痛を訴え、そのまま病院に搬送されたそうです。また、大杉漣さん息子のコメントによると、大杉漣さんに持病はなかったようです。

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そして大杉漣さんが亡くなられて1年が経ちました。20日、息子の大杉隼平さんが投稿したInstagramがこちらです↓

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父、大杉漣が旅立ち1年が経とうとしています。 小さい頃からよく遊んでもらい、よく喧嘩をし、多くの時間を共にしてきました。 本当に親友のような人でした。父を一人の人としてどれだけ好きだったかを痛感する日々でもあります。 「生を与えてくれたこと。育ててくれたこと。」 できるならきちんと「ありがとうございます」を伝えたかったです。 父がいなくなり、父のことを想うのと同じように母のことを考える時間でもあります。 何気ない時間の中で寂しそうな母を見ると、父の代わりになれなくてごめんね。と思います。 揺れ動く気持ちの中で、気持ちを整理する時間を持ちました。一緒に行こうと約束していた場所。かつて共に訪れた場所。 あたりまえにあったはずの日常。その時間がいかに大切で儚いものだったかを感じています。 共に旅をした父の写真。革の色がつきました。時の流れを感じます。 「いつになっても不安と隣り合わせだよ。下積みが終わることなんてない。」 小さい頃から朝起きるといつも台本を読んでいた父の姿を思い出します。 最後の最後まで写真展用の額縁をを作り続けてくれた父。それは父が残してくれた大切な気持ちだったように思います。「お前は自分のやるべきことをやれ。」そう言いながらも、どこかで必ず支えようとしてくれていたのです。4月、徳島、東京で写真展をやります。今の想いをきちんと写真を通して伝えたいと思いました。 これからも写真を撮り続けたい。誰かの記憶に残る写真を撮りたいと思っています。 父が歩んだ道のり。決して平坦では無かったと思います。小さい頃の記憶を辿ると、本当に生活をするのが苦しかった時期も長くありました。 ただ父と母はそれに勝る愛情と生きる力をくれたように思います。そして最後の瞬間まで努力し続けた人だと思います。 時間が経っても思います。一瞬でもいい。会いたい。話したい。 「ありがとう」もし伝えられるなら側にいる人に伝えて欲しいと思います。伝えられなくった時にどれだけその想いを伝えたかったかを考えてしまう日々です。 父の言葉「現場で喜び、現場で傷つき、そして現場で生きる。ぼくは現場者だ。」 多くの方の支えがり、応援してくださる方がいて父は現場にいることができたのだと思います。 改めて感謝いたします。本当にありがとうございました。 今の姿。これからの姿を見ていて欲しいと思います。教えてくれたこと。向き合う姿勢を常に示してくれたこと。与えられた命を大切に生きていきたいと思います。そして挑戦し続けたいと思います。 あなたは今どうしているのでしょうか。 どこにいてもあなたらしくいて下さい。 大杉隼平point 1439 | 1

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「父、大杉漣が旅立ち1年が経とうとしています」と書き出した長文の文章には、幼少期から共にしてきた息子の思いが綴られており、大杉漣さんという父の偉大さについて振り返っていることがわかります。

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endia.net

また「できるならきちんと『ありがとうございます』を伝えたかった」「何気ない時間の中で寂しそうな母を見ると、父の代わりになれなくてごめんね。と思います」と大杉漣さんに対する感謝や後悔などの感情を込めて、投稿している様子がうかがえます。

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また、インスタグラムに掲載されている写真は一緒に旅をしたという漣さんの写真です↓

instagram.com

隼平さんは、「時間が経っても思います。一瞬でもいい。会いたい。話したい。」と時の流れの速さと、その時間がいかに大切で儚いものだったかを感じ、思いを馳せました。

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そして、「『ありがとう』もし伝えられるなら側にいる人に伝えて欲しいと思います」と読者へ願い、「伝えられなくった時にどれだけその想いを伝えたかったかを考えてしまう日々です。」と親愛なる者を失ってから気付く悲しさや悔しさ、また自身への後悔…と素直な想いが綴られていました。

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ohsugiren.com

そして20日午前0時には、ウェブサイト『大杉漣記念館 ohsugi ren official archive 』がオープンしました。

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これには大杉漣さんのこれまでの作品や自撮り動画、連載コラムなどの歴史がたくさん詰まっているそうです。ファンの方には是非訪れてほしいと思います。

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