ロシア通で知られる日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)が10日、自身のブログを更新。ウクライナのゼレンスキー大統領が北方領土に言及したことに関して、《有難迷惑な話》とつづり、SNS上では辛辣な声が上がっています!!
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、北方領土に言及し「日本の主権と領土保全を尊重する」と話し、大統領府は北方領土について日本の立場を支持するとの大統領令を公表。鈴木氏はこの件に関し、「単純に考えれば日本を支持する立場のように見えるが、有難迷惑な話である」とつづっていました。
その理由について「戦後の国際的諸手続き(ヤルタ協定、国連憲章、ポツダム宣言、サンフランシスコ平和条約等)で、ロシアが現在実効支配しており、二国間で解決すべき問題であり、いわんやロシアを刺激しても何も得るものはない」と説明し、
北方領土問題について、90年代のG7やサミットで議題になったことはあったが、この問題は多国間で協議する話ではないと強く非難。また「日本とロシアの二国間の問題だと結論付けられ、その後、G7でも取り上げられる事はなかった」と続けていました。歴史的経緯、事実を踏まえて判断して戴きたいとも表現した鈴木氏だったが、
これにはSNS上でも批判の声があがっており、《政治家やめろ!税金のムダ使いや》 《何か違和感。日本の立場で見ているか?》《最初はもちろん北方領土返還のために「ロシアを刺激しない」「プーチンを怒らせない」であったろうが、最近の宗男氏はロシアを刺激しない、が目的化しているように見受けられる。本末転倒である》などと怒りの声も上がっていました。
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