お笑いコンビ『キングコング』西野亮廣さん原作の『えんとつ町のプペル』。壮大なスケールと精緻なクオリティでアニメーション化され、12月25日から全国で劇場公開されます。完成度の高い作品でヒット確実と見られていますが、一部ではうさん臭い動きが見られているようです!
西野さんが「原作・脚本・製作総指揮」を手掛けた『えんとつ町のプペル』は2016年の発売以来、累計発行部数60万部(2020年12月現在)を記録。
大人も楽しめるエンターテインメントとして、単なる「動く絵本」を大きく超えています。
現在、お笑いから、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』運営や作家業を中心とした活動に軸足を移している西野さん。
サロンでは西野さんの考えが毎日2000~3000文字で更新され、現在取り掛かっているプロジェクトを見聞きできる会員制のコミュニティー。
サロン会員は『プペル』の制作にも力を借しているようで、その他の創作活動にスタッフとして参加することもできるそうです。
西野さんは様々な自身の考えを発信していく中で「世間との差」は開く一方だったとし、自分が考えていることはオンラインサロンの中に留めておこうと決めていたそうです。
また講演会では《「オンラインサロンを知らない人にも分かるように喋ろう」というリミッターを設けて喋っております》とのこと。
しかし、今回は《その類の手加減を一切辞めて「キンコン西野マーケティング講座【上級編】」と題し、わりとガチンコのオンライン講演会を開催したいと思います》と表明しています。
オンライン講演会のチケットの販売はクラウドファンディング形式で行われ、価格は5300円。それなりの値段ですが、このチケットには特典が付いていて、差し引きすると〝実質0円〟なのです!
なんと『プペル』の鑑賞券が3枚も付く特典が!実質無料が影響してか、クラウドファンディングは達成率1万6521%という驚異の数字を記録。
西野さんは《今、僕は映画に足を運んでもらえるのが一番嬉しいので、ムービーチケットはご自身でお使いになるか、お友達にプレゼントしてください》とコメントしています。
しかし、「これは動員数の水増し行為では」といった声があがり、他にも一般人からの期待値が高いので、「このようなことをしなくとも、それなりの結果は残せたはずなのでは」との声も。
オンラインサロンの運営で巨万の富を得ており、今やその肩書は芸人ではなく〝青年実業家〟とも言える西野さん。
サロンで発する尖った意見は世間から白い目で見られることが多いようですが、ビジネスの才能は相当なものです!