2012年7月14日に公開された映画ヘルタースケルター。写真家の蜷川実花さんが監督を務めるなど話題を呼びました。素晴らしいシーンがいくつもあったこの映画をもっと知って頂くためにヘルタースケルターの魅力を5つ厳選し発表していきたいと思います。

【第5位】蜷川実花が作り出す世界観がすごい

映画『ヘルタースケルター』の監督を務めるのは写真家の蜷川実花さんですね。やはり写真家さんが監督を務めるだけあって、映像美や色彩美がとにかく鮮やかですごいのです。特に沢尻エリカさんが演じるリリコの自宅は圧巻で日本だとは思えません。一体どうやってこんなすごいセットを作ったのかと感心させられました。

始まりから終わりまで、その映像美に圧倒され続けます。物語も面白いのですが、このヘルタースケルターの世界観に蜷川実花さんの色使いのセンスが見事にマッチしていると言えます。

【第4位】豪華すぎる出演陣

主役が沢尻エリカさんですが、その脇を固める役者さんたちもすごい個性的で始まってから終わりまでずっと飽きません。主人公リリコ（沢尻エリカ）の彼氏役に窪塚洋介さん。リリコが所属する事務所社長に桃井かおりさん。その秘書が鈴木杏さん。リリコが枕営業するのですがそのお相手は哀川翔さん。

リリコの事務所の後輩のこずえ役が水原希子さん。リリコのマネージャー羽田役に寺島しのぶさん。羽田のひも役に綾野剛さん。リリコのメイク担当のオカマ役に新井浩文さんなどなど、こんなにも主演クラスの俳優さんたちが勢揃いしているのもヘルタースケルターの魅力の1つですね。

【第3位】題材がものすごくリアル！

芸能界の事は詳しく分からないですが、枕営業や売れるための整形手術など、実際の芸能界でも噂されていることがちらほら入っています。そのリアルさは是非映画を観て確認してください。

【第2位】主題歌の使い方が大胆！

映画『ヘルタースケルター』の主題歌の1つに浜崎あゆみさんの代表曲であるevolutionがあるのですが、その使い方がとても大胆です。まず沢尻エリカさんが演じるリリコの役柄について説明させていただきたいのですが、リリコは整形依存症のモデルです。トップモデルの地位を守るために体にどんどんメスを入れていくのですが、整形手術のせいで最終的には体が崩壊していきます。

そんな悲しい末路に絶望した瞬間、浜崎あゆみさんのevolutionが流れます。お気付きの方がいらっしゃるかもしれませんが、この主題歌を歌う浜崎あゆみさんにも真実はわかりませんが整形疑惑がありますよね。わざとどうかは分からないですが、整形依存のリリコと浜崎あゆみさんが重なるような演出をしているのです。その大胆さがヘルタースケルターの魅力の1つでもありますね。

【第1位】沢尻エリカさんの豪快すぎる濡場の数々

この映画が公開された時にすごい話題となったのが沢尻エリカさんのヌードシーンですね。しっかりとバストトップが写っております。しかも冒頭でいきなり出てくるので、映画を見初めてからすでにこの映画は只者ではないことがわかります。

その後、哀川翔さんから始まり、窪塚洋介さん、綾野剛さん、寺島しのぶさんと次々に濡場シーンがあります。その全てが圧巻で、特に寺島しのぶさんとのレズシーンは邦画史に残る名濡場シーンと言っても過言ではないくらい興奮させられます。他の濡場シーンもどれも甲乙つけがたい迫力なので、これは是非観て欲しいと思います。