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持ち込み禁止なのに買えない….ラグビーW杯組織委員会が規制緩和も飲料は変わらず


9月20日に東京・味の素スタジアムで開幕されたラグビーW杯ですが、会場からは組織委員会に対する悲痛の叫びが多く上がっています。今大会では、施設内の食品販売業者の権利を保護する観点から飲食物の持ち込みを制限していましたが、予想をはるかに超える利用客に食べ物の売り切れが続出していて、飲み物もスポンサーであるハイネケンのビールばかり。ネット上は大荒れとなっています。

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日刊スポーツ

開幕戦のロシア戦で日本チームが勝利を収め、大盛り上がりを見せているラグビーW杯ですが、23日に組織委担当者が「会場内外で飲食を楽しむのがラグビー文化と分かっていたが、想定外の展開となった。見込みが甘かった」と謝罪し、大会4日目で異例の方針転換となりました。食べ物の持ち込み禁止は過去8大会で同様に行われていましたが、20日に日本対ロシアの開幕戦が行われた東京・味の素スタジアムや、21日にニュージーランド対南アフリカが開催された横浜市の日産スタジアムなどの売店で焼きそば、フランクフルト、唐揚げなどの食べ物の売り切れが相次ぎ、再入場も禁止されているため食べ物を調達できず、観客から批判の声が続出しました。point 358 | 1

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まぐまぐ!

「試合開始の6時を待たずしてどの売店も食べ物は全て売り切れる状況になる」「自分は、500ml缶を1000円で買わされました。 食べ物持ち込み禁止は、スタジアムの売店に余計に人を集中させるのでやめるべき。」「45分並んでお菓子だけは悲しかったし、海外の人や子どもたちにホスト国として申し訳ない気持ちでいっぱいだった」「あともう売店が酷い!大行列!あんなん買うの無理!!」「組織員会はお金だけ儲けられたらええんか」「ラグビーを楽しみに来たのに食料調達に時間を取られるってどういうこと」point 294 | 1

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BuzzFeed

しかし、組織員会側も混雑の対策として事前に売店8店舗から12店舗、無料給水所を1カ所から2カ所に増やすなどの変更を行なっていましたが、予想をはるかに上回ってしまいトラブルを招いたということです。そこで、ラグビーW杯組織委員会が公式サイトで「ラグビーワールドカップ2019日本大会試合会場でご観戦予定の皆様へ」というタイトルのコメントを発表しました。point 232 | 1

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公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、これまで設定してきた会場内への持込禁止規制において、一部の規制を緩和することを決定しましたので、お知らせいたします。

現在、一部試合会場内の食品販売店舗において、商品が売切れとなるなど、ご来場者の需要にお応えできない状況が発生していることから、会場を訪れる皆様に、より快適な観戦環境を提供するため、持込禁止物の内、食品についての規制を緩和することといたしました。

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日刊SPA!

食品は個人で消費できる程度の量に限り持ち込み可能ということで、この変更は23日のウェールズ―ジョージア戦から適用されています。しかし、飲料の持ち込みはテロ対策のため今まで通りに禁止となっています。 暑さのピークは過ぎたとはいえ、水分補給は観客の健康に関わる問題となっているため、観戦者から飲料の持ち込みを求める声は未だ上がっています。また、会場には無料の給水所が設けられてますが、観客からは「見かけませんでしたよ」との声も少なくありません。point 275 | 1

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神戸新聞NEXT

そのため、組織委員では飲料の販売量を増やすなど対応に追われていますが、売店数は限られており、会場でソフトドリンクが入手困難なのは確実です。今後の試合を観戦される方は、唯一許可されている水やお茶などが入った水筒を持ち込むことをオススメします。

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