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ガンが再発した母 我が子を思う母の行動に涙が止まらない。


ガンが再発した母―いつ死んでもおかしくないと思い、二人の息子のために冬服を作ってあげようと、毎日糸と針を離さなかった・・・。そんな家族をテーマにした、母親と息子との感動物語をどうぞ。

いつ死んでもおかしくない。余命僅かだと診断された母はこのようにして、一日中、息子たちが寒くならないようにと冬服を編み続け、冬服を6着完成させてようやく一息ついた。

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「ああ、いつまで生きれるのかなぁ・・・。」

新しい服を手にした息子たちが大いに喜んでいる。そんな喜んだ息子たちの笑顔を見て、母は涙を拭った。

余命宣告された母

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12月8日(現地時刻)中国メディアは、中国在住の二人の息子を育てる二児の母、ヤンさん(杨金芳,33)が、医師から余命宣告をされたという内容を伝えた。

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ヤンさんは4年前にリンパ癌だと診断され、過去に治療を受けていた。

当時、農業で生計を立てていたヤンさんの夫だったが、住んでいた家までをすべて売ってまでして、その金額を妻のがんの治療費に充てた。そのおかげで、ヤンさんは完治したといわれた。

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しかし、妻は最近またもガンを再発したことが判明。しかもなんとそのリンパ癌が胸にまで転移していたということがわかった。

今回の治療については、病院での完治する可能性は非常に低いと診断されており、もう手持ちのお金も一切ないと判断したヤンさんは、今回の治療を諦めるしか選択肢はなかった。

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しかし、ヤンさんには10歳と4歳の二人の最愛の息子がいる。もし、ここで自分が死んでしまったら、この二人の息子がこれからどんなに辛くて苦しい生活を送っていくのだろう、と日々考えるだけで毎日涙が止まらなかった。

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だから、ヤンさんは自分が死んでも息子たちが毎年暖かい冬を過ごせるようにと、大きくなっても着れるようにと、サイズをそれぞれの大きさにして編んだのであった。

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そうして綺麗に仕上がった6着の服、母の気持ちを未だちゃんと理解していない息子たちは、新しい服を手にして相当嬉しかったのか、顔からは笑みが絶えなかった。

ヤンさんの夫は、今回も妻の治療費を稼ぐために、わずかな仕事でも引き受けたいと、他人の農作業まで手伝ってはいるが、厳しい状況が続いている。

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どうか、息子を想うヤンさんの気持ちが中国全土に伝わり、寄付金が集まるよう、中国メディアが懸命に呼びかけている。助かってほしいの気持ちで一杯だ。