昨年の5月に誹謗中傷を苦に自ら命を絶った女子プロレスラーの木村花。どうやら彼女がこの世を去った後も不謹慎なコメントをする方がいるようで、これにより母親がついに提訴することとなりました。
木村花の訃報を喜ぶ悪質なネットユーザーに母親が提訴する
昨年の5月にネット上の誹謗中傷が原因でこの世を去った木村花。その後、木村花の母親が長野県在住の男性を相手に約290万円の損害賠償を求める裁判を起こすことが明らかに。
どうやら男性は彼女が亡くなった後もTwitter上で「あんたがいなくなってみんな幸せになったよ、ありがとう」などと誹謗中傷をしていた様子。
また、それ以外にも「テラハ楽しみにしてたのにお前のせいで中止。地獄に落ちろ」といった投稿もしていたとのことですが、木村花の母親側はTwitterで開示された発信者情報などから個人情報を特定。第1回口頭弁論は3月22日の予定で、その日のうちに結審することが予想されています。
「人の不幸を笑うその神経が理解できない」という意見多数
木村花の母親側いわく「遺族としての敬愛追慕の情を侵害された」と怒っているようですが、これには「なぜ亡くなった後にも誹謗中傷をするのか」「人の不幸を笑うその神経が理解できない」など、誹謗中傷の当事者を批判する意見が続々と相次いでいます。point 201 | 1
正直なところ、どう生きれば自身とは直接の関わりがない方を中傷することができるのか、非常に理解に苦しみますが、ネット社会の弊害がこれ以上大きくならないことを祈るばかりですね。
まとめ
このように、木村花が亡くなった後も構わず誹謗中傷をしていた男性には厳罰を与えるべきだと思うのですが、世の中には他人の不幸をあからさまに喜ぶ方もそう少なくないのかな、と思うとなんだか悲しくなりますね。