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【衝撃】自分の子供を8日間放置し死なせた母親… 男性に会いに旅行へ⁉「男に狂ってた」「死ぬとは思わなかった」⁉


東京都大田区のマンションの一室で 6月、女児(3)が 飢餓と脱水で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親(24)が調べに対し、「当時、居間のドアをソファで塞ぎ開けられないようにして外出した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。女児が居間から出た形跡は確認されておらず、母親の8日間の外出の間ずっと居間に閉じ込められていたとみられます。

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母親は事件以前にも、女児を1人自宅に残し、パチンコや飲み会などで出かけていたといい、警視庁は 閉じ込めが常態化していたとみて調べています。

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捜査1課などによると、母親の 梯(かけはし)沙希容疑者は勤務先の居酒屋で知り合った男性に会うため、長女の稀華(のあ)ちゃんを自宅に残して  6月5日から鹿児島県を訪問。13日に帰宅し、119番通報しました。

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「稀華ちゃんをかわいがっていた」母の二面性とは⁉

母親と2人で頬を膨らませ、一緒に写真に写る稀華ちゃん。母親似の大きな瞳が印象的です。

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2020年の正月に撮られた写真でも、母親と幸せそうな笑顔を浮かべています。誕生日や七五三のお祝いをするなど、娘を大切にしていたとみられますが…。
それなのになぜ、娘を8日間も放置してしまったのでしょうか?  梯容疑者を知る人達に話を聞きました。

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梯容疑者が通っていたコンビニ店員:

結構近所だったから、朝はパジャマっぽい部屋着みたいな感じで、朝ごはんを買いに来る。(稀華ちゃんは)目のくりっとした、かわいい感じ印象。ほんと普通の…子どもをかわいがっているお母さん

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梯容疑者がよく訪れていたコンビニのオーナー:
もう普通のかわいがっているママですよ

梯容疑者を知る女性:
とても梯容疑者が 稀華ちゃんを溺愛しいて、1つ1つの会話ができたよっていうのを報告して、おしゃべりしていた。

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稀華ちゃんをかわいがっていたという梯容疑者。その一方で、彼女の行きつけの飲食店からは…

梯容疑行きつけの飲食店関係者:
多い時でだいたい週に1回ぐらい足を運んでいただいていまして。僕は お子さんがいるっていうのは初めて知ったので…今までそういう話は出なかったですし、非常に驚いています

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24歳の母親が周囲に見せていた 二面性が垣間見れました。

調べに対して、梯容疑者は「死ぬとは思わなかった」と話しているという。しかし、その後の調べで次のような供述をしていることが分かりました。

梯沙希容疑者:
部屋のドアをふさぐためにソファを置いていた。

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留守中に稀華ちゃんが 台所の包丁を取りに行かないよう、部屋をふさいでいたというのです。稀華ちゃんは 8日間もの間、たった1人で部屋の中に閉じ込められていたことになります。

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警視庁は、梯容疑者が 育児放棄が発覚しないよう、ドアをふさいで閉じ込めていたとみて調べているようですが…。
今後の取り調べにより、梯沙希容疑者の供述に注目が集まるものとみられます。

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親が現状を話せる社会に…虐待死に至る親の多くは、愛はあっても「力のない親」

新潟青陵大学大学院教授(社会心理学)でスクールカウンセラーの碓井真史氏は、下記のようなコメントをよせています。

《 「自分の子を殴って何が悪い」と、確信犯的に子供を殴っている親もいる。だが 虐待する親は、多くの場合、自分の行為を隠す。自分の行為を恥ずかしいと感じていることも多いのだ。

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朝日新聞デジタル (知人提供)

虐待死に至るような親の多くは、愛はあっても「力のない親」だ。役所に相談する社会的力がなく、叱ってくれたり助けてくれる家族親戚の力もない。保育園や学校の先生が介入しようとしても、拒む。「先生」のような人にひどい状態を見られたら、責められ、恥をかくと感じる人も多い。

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虐待する親の中には、子供にきれいな服を着せ、遊園地に連れて行くようなことは得意な親もいる。だが、もっと地味な日常的な世話が苦手な親も多い。上手くいかない子育てと人生の中で、現実感を失い、殺意はないのだが死に至る暴力やネグレクトが生まれる。
虐待する親を、鬼だ悪魔だと責めたい気持ちはよくわかる。だが責めるだけでは、虐待死は防げない 

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