酒気帯び運転（飲酒運転）は体にアルコールを保有した状態で車の運転をしてしまったときの違反です。社会的な機運の高まりや厳罰化が功を奏して、年々減少しつつある「飲酒運転」ですが、飲酒運転による交通事故は年間で3,000件超も発生し、そのうち200件以上は死◯事故となっており、飲酒運転撲滅・犠牲者ゼロには至っていないという現実があります。
飲酒運転はダメだと散々訴えてもなぜ、飲酒運転ドライバーの数が減らないのでしょうか…。またこれによる事故で、大切な命を奪ってしまうケースもなくならない現状が悲しすぎます。
飲酒運転の車に命を奪われた息子
以前、突然の事故で息子さんを亡くしてしまったある母親がいます。突然の事故は息子が小学校から自宅へ帰る時でした。飲酒運転の加害者が運転する車が、居眠り運転をしていたそうで、息子さんを跳ね飛ばしてしまったというのです。息子さんはその衝撃で大きく飛ばされました。10メートルも吹き飛ばされ、救急車で搬送されましたが、残念ながら命を落としてしまいました。飲酒ドライバーによって、息子さんは一瞬で短い生涯を終わらされてしまったのです。point 301 | 1
息子は活発な子だった
同学年のお友達は、皆ゲームなどに夢中になる年頃ですが、事故で亡くなった息子さんは、一度もゲームが欲しいと言った事はなく、それよりも家に帰って来てはランドセルを「ポーン」とほっぽり投げては公園や外でサッカーボールを蹴ったり、一つ二つ上のお兄ちゃん達と元気に鬼ごっこをして遊んでいる様な子だったそうです。とっても活発な子で、誰よりも心温かく、そして誰に対してもとても優しい心を持った子だったといいます。そんな活発な子供さんが、一瞬で命を奪われてしまいました。point 302 | 1
残されたランドセルの中身…
息子さんと残されたランドセル‥。何よりもその悲惨な事故と息子の無念さが伝わる事となったのは、跳ね飛ばされた場所から10メートルも先に転がっていたランドセルの中身でした…。ランドセルの下部にある、銀色の金具は跳ね飛ばされた衝撃でひね曲がり、息子の青いランドセルは半分程空いていました。息子さんランドセルをとりにいこうと歩み寄ると、青いランドセルの中には、本来入っているはずの重い教科書や筆箱は一つもなく、その代わりに自分で摘み取ったであろう花が数本、輪ゴムで止められて小さな花束になったものが二つ入っていたというのです。そしてもう一つ、ランドセルの奥底からa4サイズほどの画用紙が一枚。point 370 | 1
「おじいちゃん、おばあちゃんいつまでもげんきでいてね！」
「だいすきだよ！」
息子が学校で描いて、祖父と祖母に渡そうとしていたものだったのです。お祖父様と、お祖母様に感謝の言葉を書いてくれた優しい息子さんが、飲酒運転の事故で天国へ行きました。飲酒運転で息子を跳ね飛ばした運転手は、現在服役中なんだとか。このような悲しい事故が撲滅されることを心から願っています…。
ネットの反応
「幼い命が奪われるのは悲しすぎる」
「お母さんの気持ちを考えると涙が出てくる」
「飲酒運転は最低だ」
飲酒運転は本当に危険な行為です。お酒を飲んだら運転は絶対にしないでください。
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