2月3日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、まるで大犯罪者が出演していたかのごとく、編集で存在を抹消されていたタレントがいたのです。それはまさに俳優の細川茂樹!なぜ存在を抹消されてしまったのか、真相に迫ります。
この日はMCの『ダウンタウン』松本人志が濃厚接触者として自宅隔離されたことに伴ってか、過去映像をまとめただけのVTRを、「緊急企画」とさも特別な出来事かのごとく強調して番組を進行。「売れっ子芸人初登場シーン大放出SP」と題し、『アンタッチャブル』『オードリー』『チョコレートプラネット』などが登場しました。
今をときめく人気芸人たちの初登場回を続々と流していく流れとなりました。「アンタッチャブル」は2004年の『M‐1グランプリ』で優勝した翌年、M-1チャンピオンとして番組に初登場。小池栄子、故・朝丘雪路さんに並び、ひな壇で「ダウンタウン」らとトークを繰り広げます。しかし、このとき見ていた視聴者なら違和感を感じたはず…。
なんと、小池と朝丘さんの間に挟まれた男性出演者の顔が、まるで人権を剥奪されたかのごとく、ボカシ処理で〝なかったこと〟にされていたのです。トークどころではない不穏なものとなっていた光景に視聴者からも驚きの声があがってしまい、《ぼかしきたー》《モザイク誰!?!?!?!?》といった声のほか、
明らかにモザイク加工された俳優が細川茂樹だとわかった人もいたようで、《ボカシは細川茂樹》《モザイク越しでも細川って分かるよね》《なんで細川茂樹にボカシ?》といった声も上がっていました。細川といえば2016年、当時の所属事務所は、度重なるパワハラが原因だとして細川を契約解除。しかし、細川はこれを無効だと主張し、東京地裁に仮処分を申し立てました。
翌年2月、この仮処分は認められたのですが、事務所側は引き続き争う意向を表明。その後も双方の主張は食い違い、泥沼の抗争となっていたといいます。フリーには厳しく、大手事務所には甘々な態度で知られる芸能界ですが、今回の編集は元事務所側の忖度だったのかもしれませんね…。ネット上でも憶測が飛び交うばかりでしょう。
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