ある女性がタイで有名なマッサージ店でマッサージを受けた結果、足が骨折になってしまい、下半身麻痺という悲しい結果を迎えることになりました。
イギリス日刊デイリーメールは、タイ出身の女性プラノム・テントロング(Pranom Tiengtrong)の信じられないエピソードを報道しました。
最近、プラノムは足がパンパンに腫れ上がってきて、痛みが数日も続いていました。
そのため、地域で有名なマッサージ店である「ハッピードクター」(Dr Happy)を訪れることにしました。
「ハッピードクター」とは、患者の体の痛い部分を足でマッサージすることで、奇跡のように痛みが治るという噂があるマッサージ店です。
プラノムは「ハッピードクター」のマッサージ店を見つけて、下半身がパンパンで、ここ何日間は痛みがあると説明しました。
プラノムに床に横になるようにと伝えた後、マッサージ師は足で体のあちこちを押し始めました。
最初は気持ちよくて、快感を味わったプラノムは、もう少し強くしてほしいと要求しました。
しかし、思ったより強く力を入れたマッサージ師に「痛い!」と言いながら、マッサージを止めてほしいと話しました。
しかし、プラノムの言葉を聞いても、マッサージ師は止めませんでした。
彼は、「強く押すことで治りますから!」と言い、さらに強くプラノムの足を踏んでいました。
マッサージが終わった後、プラノムは痛みが増したと訴えたが、「ハッピードクター」のマッサージ師は、「すぐに治るよ!」と彼女を言い聞かせたのでした。
しかし、プラノムはマッサージを受けた後、体の痛みが深刻となり、彼女は病院を訪れることにしました。
近くの病院でX線撮影をしてみた結果、彼女の足は骨折状態であり、足首は脱臼していたことが分かりました。
「一生、車椅子に座って生活しなければならない。永久的に下半身が感覚を失ったよ」
「生きていくためには働かなければならないのに、今は何もできなくなった」
と、プラノムは悔しさを訴えながら、警察にマッサージ店を申告したことが分かりました。
警察の捜索の末、つかまえられた「ハッピードクター」のマッサージ師は当時21歳の男性であることが分かりました。
男性の話によると、「彼女はおしりが痛いというので、そこをマッサージしただけ。マッサージしてみたら、彼女の体の状態に合わせて整骨もした。足が折れていたなんて全く知らなかった」と述べていました。
警察の調査の結果、「ハッピードクター」は許可を受けていないマッサージ店であることと、マッサージ師の男性も、専門マッサージ師ではないことが明らかとなりました。
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