30日、NHKで「伝説のコンサート“山口百恵 1980・10・5 日本武道館”」を放送。昨年10月にBSプレミアムで放送された番組で、大反響を受け、地上波で1日限りの再放送をし、SNS上で話題になっていました。
1980年3月、山口さん（当時21歳）は俳優・三浦友和さん（同28歳）と婚約、ともに引退を発表しています。人気絶頂のさなかということもあり、世間からは惜しむ声が多くあがっていました。
引退から40年。その後、テレビに一度たりとも姿を見せていない山口さん。しかし、今もなお歌い継がれる昭和歌謡の代表的存在の山口さんは「伝説のアイドル」として未だにその名を刻んでいます。
当時の貴重映像をそのままに、最新技術でリマスターした今回の放送にファンは大歓喜。
放送同日、ツイッターでは番組開始10分ほどで「#百恵ちゃん」「#山口百恵」がツイッターのトレンドワード入り。その後、トレンド1、2位を独占し、Yahoo！リアルタイム検索でも「百恵ちゃん」が1位になっていました。
ファンは、「百恵ちゃんを見てます」「大好きな百恵ちゃんの引退コンサートが今、見られるなんて」「涙腺崩壊でした」「唯一無二の存在感、テレビ越しでも圧巻」と大絶賛の声の他、「「21歳の雰囲気ではない」「21歳という若さでこの決断力、圧倒的な歌唱力、美貌、透明感、色気と貫禄。MCも上手。すごい歌手だったと改めて感服」など、当時21歳という若さで大スターになった山口さんに感心する声も多くあがっていました。
現在山口さんは一般人として生活しています。当時人気絶頂の中「なぜ引退するのか？」という声が多くあがっていたようですが、今となって考えてみると、芸能界やマスコミといったシステムから解放されて「自分らしく」あるいは「人間らしく」生きる道を選んだ結果だったと言えるでしょう。