6月20日に最終回を迎えた木曜ドラマ『緊急取調室』（テレビ朝日系）は、女優の天海祐希さん(51)演じるプロの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げてきた人気シリーズです。
2014年に最初の放送がされた同ドラマは、決して自白しない、供述が二転三転する訳アリの容疑者を落とすべく、取調べ専門のチーム“キントリ”が、容疑者から真実を暴こうと心理戦を繰り広げます。このハラハラさせられる展開に、視聴者から反響を呼び今回の放送でシーズン３となっています。
数々のゲストを迎え、出演者たちによる熱い演技が繰り広げられてきた撮影現場で、あるサプライズが行われていたようです。「モツナベ・コンビ」と呼ばれ、視聴者に愛されてきた、俳優・速水もこみちさん(34)が、出演者とスタッフのために、手作りディナーをふるまっていたそうです。
速水さんは、警視庁捜査一課一係、殺人捜査第一係の渡辺鉄次刑事役で3シーズンすべてに出演しています。上司の監物大二郎（鈴木浩介さん）と合わせて「モツナベ・コンビ」と呼ばれ、キントリと連携を取ってきました。天海さんを始め、キントリメンバーの田中哲司さん、塚地武雅、でんでん、小日向文世さんら“キントリ・メンバー”が、そろってクランクアップした時も、ねぎらいにモツナベ・コンビが駆けつけていたとのことで、出演者の仲の良さが伺えます。point 271 | 1
そんなドラマの主演者やスタッフの絆があってか、朝の情報番組「ZIP！」(日本テレビ系)でも料理コーナーを担当していたほどの実力を持つ速水さんは、スタジオ内のキッチンで仕込みに6時間もかけ、料理にこだわったそうです。調理中は鮮やかな包丁さばきや、磨かれた味覚センスを発揮し、選りすぐりの食材を見た目も味も一流の料理へと変身させていきます。point 228 | 1
長期間の撮影が続く現場ではロケ弁当が多いため、外食では不足しがちな野菜をふんだんに使った、メキシコ料理9品（ピラフ、スペアリブのトマト煮込み、野菜たっぷりのスープ、アボカドフライ、カラフルサラダ、サルサトマトサラダ、ザワ―クラウト、ピクルス、デトックスウォーター）を作り上げました。point 201 | 1
栄養不足にも気遣い、考えられた料理には、ドレッシングも3種類。さらには、好みの料理をサンドして食べられるようにトルティーヤも。速水さんはこれらをケータリング方式で別室にズラリと並べ、夕食休憩に入ったキャスト＆スタッフを出迎え、笑顔で自らおもてなししていました。
撮影の合間から、速水さんが準備している姿をソワソワしながら覗きに訪れる出演者達も姿も見られ、実食の瞬間を待ちわびていた主演の天海さんも「もこみちの緊急ディナー室！ いや、緊急じゃない、超一流ディナー！ もう匂いが違うものね」と、待ち遠しい様子ではしゃいでいました。いざ、料理が完成すると、普通も撮影現場では食べられない豪華すぎるディナーに、一同大興奮。「全部おいしい！ ひとつひとつの料理がお互いに邪魔してないの！ これがもこちゃんの実力…すごい!! 完食しちゃった…これ持って帰りたい！」と、大絶賛の嵐でした。point 315 | 1