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観月ありさ父親は、実の父親と義理の父親の二人が存在します。実の父親については、さまざまな憶測を呼んでいますが、本当のところは謎に包まれたままとなっています。観月ありさが実名で芸能活動をしているという話から、それが実父の本当の姓だとすれば、観月姓の男性ということになります。観月ありさの実父は彼女に、芸名もしくは物語の登場人物のような印象的な名前を与えた人でもあり、明るく、利発で、爽やかな女性に育って欲しいという願いを込めて、明るくの「あ」利発の「り」爽やかの「さ」で「ありさ」の名を贈ったとされています。
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謎めいた実父の存在はともかく、観月ありさは「問題のある義父」を持ったことで、順調な芸能活動とは裏腹に、家族関係には恵まれない年月を過ごすことになってしまいました。観月ありさの母親は日本人と米国人との間に生まれたハーフで、娘に負けないほどの美貌を持ち、そのせいもあってか派手な暮らしを好み、結果、金銭がらみのトラブルから結婚生活が破綻、観月ありさの実父とは離婚が成立します。当時すでに小役モデルとして稼いでいた娘ありさは母親が引き取ることになり、ほどなく、のちに騒動の種となる人物と再婚、当時5歳の観月ありさの義理の父親となりました。以降、実父ではなく、その義父が「観月ありさ父親」として、騒動が持ち上がる度に芸能ニュースなどで取り沙汰されるようになります。
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義理の父親となった観月ありさ父親は、それこそドラマ等に登場するような人物で、下世話な表現をすれば「義理の娘の稼ぎを当てにする」ような面がありました。当時すでに売れっ子として莫大な収入を得ていた娘の資産を管理するという名目で会社を設立したものの、数億円もの額を使い込むという不祥事を引き起こしました。やはり娘の収入を当てにしていたと見られるありさの母親とは当然、夫婦仲が冷め切る形となり、ありさの母親のほうが13歳年下の男性と同棲を始める形で別居、その時点で家族は事実上バラバラとなりました。観月ありさ父親とはまだ離婚が成立する以前に、ありさ母親は同棲相手と共に違法薬物の所持で逮捕されてしまい、懲役2年6ヵ月執行猶予5年という判決が下されることになります。観月ありさ父親とは、その後に正式離婚に至りますが、その際も二人は金銭のことでかなり揉めたとされ、泥沼裁判の末の離婚だったと言われています。
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母親が逮捕された当時、観月ありさは人気ドラマシリーズのヒロインとして活躍し大人気を博していましたが、通常、そういった芸能人の家族の不祥事には大騒ぎをするワイドショーや週刊誌なども意外に冷静な報道に終始したと言われ、観月ありさ自身の人柄と、周囲の人々の温かいサポートがあってこその、芸能マスコミの紳士的な対応だったという推測もなされています。観月ありさ母親はその後、娘から資金を得てバーを開業したと言われ、そちらの経営に専念しているとされていますが、観月ありさ父親のほうは、その後も義理の娘に迷惑をかけ続けることになります。
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観月ありさ父親は、実は離婚前に起こした娘の収入使い込み事件の折、観月ありさから養子縁組を解消されており、戸籍上は親子ではなくなっていましたが、一度は父親だったということで、その後もお騒がせ父親として取り沙汰される存在になってしまっています。観月ありさ父親は、ありさ母親との離婚から5年ほど経ったころ、今度は自分がとばく事件で逮捕されるという不祥事を巻き起こします。事件そのものは、芸能マスコミの配慮もあってか「元・義理の父の不祥事」といった形で観月ありさの評判を下げるような報道はあまり見られませんでしたが、彼女自身の苦悩は大きかったと思われ、周囲の人々も心配し相当に気遣ったと言われます。多くの人に愛され、年齢を重ねるほどに新たな美しさを際立たせる観月ありさは、家族関係の大変さを乗り越える過程で培った心の強さもある種の深みとして、その輝きの源にしている感があります。