2017年7月には人気ロックバンドのドラマーとの結婚報道や3日間で7回も結婚式を行った事で話題を集めた女性タレントのmisonoですが、2002年に3人組音楽ユニットのヴォーカルとしてデビューした歌手でもあります。ただ、misonoは音楽ユニットの活動休止後にソロデビューしてから、2014年発売のアルバムが「1万枚売れなければCDは出さない」と宣言してしまったため、その後のCD発売はありません。
しかし、実力派ヴォーカリストとして評価されるmisonoの歌唱力を惜しむ声が多く、彼女の音楽活動を望むファンも多いのです。今回はそんな彼女の歌唱力の凄さが分かるポイントを紹介します。

misonoは声量・音域・ビブラートが凄い!

写真：斜め上からこんにちは

misonoの歌唱力の凄さを語る上で欠かせないのが声量・音域・ビブラートです。歌の上手さに明確な定義はないと言われていますが、基本的には正しく音程が取れる・声量・音域・リズム感・歌唱技法・表現力といった要素が複合的に絡み合ったものが歌唱力を判断する基準だと考えられています。misonoはこれら歌唱力の基準となる要素がしっかりしているのはもちろん、特に声量・音域・ビブラートが凄いと評価されています。

写真：インサイド

misonoは154cmと身長は小柄ではあるものの、ライブではそのパワフルな声量で会場全体を包み込むように声を響かせていますし、声の伸びや艶に対する評価も高く、地声の音域は2オクターブ以上と言われていますから、女性歌手の中でもかなりハイレベルの歌唱力を持つ存在だと言えます。また、彼女の歌唱力の大きな武器となっているのがビブラートです。

歌唱技法の中でも欠かせないのがビブラートですが、実はビブラートには喉を使ったビブラートと横隔膜を使ったビブラートの2種類があり、misonoは揺れ幅が多いため心地良いとされる横隔膜ビブラートを得意としているようです。そのため、彼女は男性的な力強いビブラートでも歌を表現することができ、こういったテクニックが彼女の歌唱力の評価につながっているようです。横隔膜ビブラートは実力派シンガーがよく使う歌唱技法の一つだと言われています。point 213 | 1

misonoは歌の表現力が豊かでものまねも上手い!

写真： ヤフオク! – Yahoo! JAPAN

力に関しては奥行きのある声で会場全体を包むような声量、高音が綺麗に出せる幅広い音域を持っていたとしても、歌に感情が込められなければ、ただただ歌詞を朗読するだけになってしまいます。ですから、人の心に響く歌を歌うためには声量や音域の広さだけではなく、歌の気持ちが伝わってくるような表現力が大切であり、極論を言えば声量や音域の広さがそれほどなくても、表現力さえあれば歌が上手いと判断されることも少なくないのです。point 203 | 1

misonoは歌の表現力という点でも評価されるシンガーです。2006年にはCMで約177万枚売り上げたヒット曲をカバーしていたことでも注目を集めましたが、自身の曲以外でも色んなタイプの歌を自分の歌として昇華させてしまうその表現力の高さは女性歌手の中でも数少ない存在でしょう。こういった彼女の表現力の高さは作詞やギターに挑戦するなど、常に歌の幅を広げようとする努力がもたらしたものに違いありません。

写真：jonny.tokyo

また、misonoは声の使い方が非常に起用であり、その器用さはものまねの上手さにもつながっています。彼女はその器用さから人気ものまね番組にも多数出演しており、出演する度にいろいろなタイプのアーティストに挑戦していますが、ものまねの完成度の高さは常に評価されていますし、彼女のものまねの完成度の高さは実際に人気女性歌手本人から公認されているほどです。

まとめ

写真：モデルプレス

misonoの歌手活動はCD発売もないため活動休止のような状態ですが、歌唱に必要とされる音程やリズム感を持ち合わせているのはもちろん、特にパワフルな声量や広い音域、高い表現力や実力派シンガーの証明とも言える横隔膜ビブラートなどは彼女の歌唱力の高さが伺えるポイントだと言えます。そのため、misonoはプロの歌手に必要な要素を兼ね備えた実力派シンガーだと言えますし、今後も彼女の歌手活動には要注目しておいた方が良いでしょう。point 279 | 1