日常に潜む興味深いマツコ・デラックスも”知らない世界”を、その道を愛してやまないスペシャリストが紹介する番組として、その独特の世界観が話題となっている『マツコの知らない世界』（TBS系）で 去る10月27日に放送され、テーマとして取り上げられた「味噌汁」をめぐり、一部の視聴者の間で ツッコミが相次いでいるというのですが…。
厚生労働省の官僚からミソシラーに⁉ 「味噌汁が”地球”を救う…」
東大卒で厚労省に勤務した元官僚で、このテーマの案内人として登場した たけうち和久氏は、現在はコンサル会社を経営。
出世街道を絵にかいたようなたけうち氏でしたが、その傍らで 妻の出産を機に家事を意識するようになり、妻から「おまえも家事やれよ」という視線を感じるようになり、4年前から家庭のために味噌汁を作りだし味噌汁づくりにはまったという珍しい経歴の持ち主。point 277 | 1
一期一会で同じものは2度と作らないこだわりで、2年前からミソシラー武内としてSNSで投稿を始め、既に300種類以上をアップ。それ以外も含めると既に1000種類以上の味噌汁を作ってきたと語るたけうち氏は、番組内で 妻と娘が選んだ味噌汁ベスト3や、おいしく食べるためのコツなども紹介しました。point 202 | 1
たけうち氏が紹介したのは「ソーセージ・トマトの味噌汁」「かぼちゃ・さつまいも・コーンの味噌汁」「から揚げ入り味噌汁」など、いわゆる“おかず味噌汁”と呼ばれるものばかりでしたが…。最近一般家庭にも浸透してきているおかず味噌汁に対してマツコ・デラックスは「私が子どもの頃はわかめの味噌汁ばっかりだった」と振り返っていました。point 219 | 1
「私は（味は）冒険しないんですよ。定番物が好きで、じゃがいもの味噌汁が一番好き」と番組冒頭でも 前置きしていたのですが、から揚げ入り味噌汁を口にすると「（から揚げ入りの味噌汁は）結構前からいますよ、みたいな感じがする」と興味津々。
その一方で 「味噌汁は父親のような包容力がある」というたけうち氏に対しては 「そこは母親のような、じゃないですか？」と突っ込むことも忘れませんでした。point 246 | 1
マツコの「母親のような包容力じゃないの？」発言に「父親母親両方でしょって言って欲しかった」⁉
従来の枠にとらわれないような 様々な味噌汁が紹介されたことで…
「マツコ見てたら味噌汁飲みたくなって作りました」
「見てて味噌汁の奥の深さに驚きました。そして無性に味噌汁が食べたくなりました」など、食欲を刺激された視聴者らが続出したようでした。
しかし、その一方では…
「味噌汁の世界やってるけど、ちゃんと片付けまでやってくれますかね？」
「味噌汁しか作らないとか、そのくせめちゃくちゃこだわるとかズレてる」
「味噌汁のみしか作らないって事は、他の御飯は奥様が作られると。奥様の手間が増えてるんじゃないの？ 片付けやってなかったらそれもだし…」等など、女性視聴者などからは手厳しい声もあがっているようなのでした。
またマツコの「母親のような包容力じゃないの？」発言にも…
「そこは父親母親両方でしょって言って欲しかったな」という声なども見られました。
「今は男性の家事が珍しくない時代ですが、少し料理をしているだけでドヤ顔している男性はかえって女性からの反感を買いやすいのです。こだわりが強く、味噌汁しか作らないというたけうち氏は、典型的な自己満足で家事をやるタイプの夫に見え、面倒くさいと感じた女性が少なくなかったようですね…」（芸能ライター）
「味噌汁が”地球”を救う」という壮大なテーマの持論を披露した、たけうち氏でしたが、味噌汁にこだわるぐらいでは、そう簡単には救われない視聴者らの声が相次いでいるようなのでした。