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【メタボは命の危険信号!?】生活習慣を変えるだけで改善できる


お腹に脂肪がたまりすぎると…


写真:athome-kaigo.jp

『こちら調査室』の調査によると、約4割もの男性が「20歳の時から10kg以上太っている」とのことなのですが、30代、40代になってお腹が出てきてしまう、いわゆる中年太りはもう、仕方のないことなのかもしれません。ただ、お腹に内臓脂肪がたまりすぎると皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、いわゆる「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」に陥ることもあるため、非常に注意が必要です。

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メタボリックシンドロームの判断基準


写真:seikatsu-hyakka.com

そもそも内臓脂肪とは、内臓の周りや腹筋の内側などにつく脂肪のことをいいます。お腹の皮膚の内側につくのは皮下脂肪で、内臓脂肪とは別のものです。調査により明らかになったのですが、実は、女性よりも男性のほうが、内臓脂肪がたまりやすいそうです。内臓脂肪の蓄積をみる場合は、腹囲(おへそ周り)のサイズに注目します。おへその高さに巻尺を巻いて測り、男性なら85cm以上、女性なら90cm以上で黄信号です。内臓脂肪が蓄積すると、脂質異常、高血圧、高血糖につながりやすく、これらのいずれか2つがあてはまれば赤信号で、メタボリックシンドロームと診断されてしまうのです。point 364 | 1

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またメタボリックシンドロームの大きな問題点として、動脈硬化を引き起こしやすく、脳卒中や心臓病、糖尿病など、命にかかわる病気になるリスクが高くなるとまで言われています。最近なんだか自分のお腹がぽっこりしてきて気にしだしたら、すぐにメタボ予防を始めることをおすすめします。

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メタボ予防のための、メタボ検診


写真:www.h-nc.com

2008年(平成20年)4月から、特定健康診査・特定保険指導(メタボ健診)がスタートしました。この制度は、医療保険者に対して、その加入者を対象にメタボリックシンドロームに着目した健診・保健指導の実施を義務づけたもので、40〜74歳の医療保険加入者(健康保険の場合、被扶養者を含む)に対して実施されます。つまり、医療保険を受けている私たちにも、メタボ健診を受け、予防に努める義務があるというわけです。また、メタボリックシンドロームはいわゆる生活習慣病によるもので、予防には、本人の普段からの意識や心がけが重要になります。日本における死因別死亡割合では、生活習慣病が全体の3分の2以上を占めているそうです。非常に恐ろしいデータですが、生活習慣病は悪性疾患とは違い、予防が可能なんです。今日から少しずつでも、予防を意識していきたいものです。point 447 | 1

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メタボ予防は食事と運動がポイント


写真:thechange.jp

歳を重ねるごとに基礎代謝(エネルギー代謝)が低下してしまうので、10代の若い頃よりも内臓脂肪がたまりやすくなるのはどうしようもありません。その分を、食事や運動などの工夫でカバーしていくことが大切です。食事の面では、1日3食、栄養をしっかり取り入れ乍ら、規則正しく食べることがポイントとなってきます。基礎代謝や運動によるエネルギー消費量よりも多くカロリーを摂取しつづけると、それが内臓脂肪となってどんどん蓄積されてしまうため、適度な運動で身体機能を活性化させ、消費エネルギーを増やすのも肝心ですよ。あくまでも薬は最終手段です。今、あなたにできる予防法で、無理なく健康維持をしていきましょう!point 375 | 1

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