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大阪JR大正駅で男性刺される…犯人は逃走中


大阪で殺人未遂事件

2月7日、大阪市大正区のJR大正駅で男性が腹を刺されたと110番通報がありました。

大阪府警によると、兵庫県伊丹市の男性(34)が病院に搬送されており、意識はあるといいます。

現場からは40~50代の男が逃走したことが分かっており、大阪府警は殺人未遂容疑で捜査を続けています。

男性を刺した、この犯人と思われる人物はまだ捕まっていません。

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写真:livedoor news

 

捜査の詳細

大阪府警が公表した内容はこちらです。

刺された男性と、犯人の男は同じ電車から大正駅で降りました。

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その後、2人はホームでもみ合い、その様子は監視カメラにとらえられていました。

男性はその後、改札に向かうホームの階段を下っていきました。

男性が「階段の途中で痛みを感じた」と説明しており、階段を下りている途中で刺されたと思われます。

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逃げた男は身長170~175センチ、黒い上下の服に黒い靴、白いマスク姿だったといいます。

 

写真:Livedoor News

心斎橋通り魔事件

2012年6月10日、大阪市中央区東心斎橋にて通り魔殺人事件が発生しました。

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犯人は礒飛(いそひ)京三という男で、2人の男女が死亡しました。

写真:Naver Matome

目撃者の話によると、まず1人の男性に犯人は、何度も刃物を振り下ろします。

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「助けてください!」と被害者男性は叫びますが、犯人は無言で脇腹や太もも、胸をめがけて20~30回も刺したといいます。

犯人は男性を刺した後、立ち上がり、うつろな様子でふらふらと歩道を歩いていきました。

次の標的を探しているように見えたといいます。

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そこに自転車に乗った女性が犯人の近くを通り過ぎようとします。

「おばちゃん、危ない!通り魔や、逃げろ!」と目撃者が叫び、自転車の女性は方向転換します。

しかし、この女性も犯人に背後から刺されてしまったのです。

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刺された2人は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

死亡したのは、イベント会社のプロデューサーの南野信吾さん(当時42歳)と、飲食店経営の佐々木トシさん(当時66歳)です。

写真:Naver Matome

犯人は、通報を受け駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。

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その場で2人を刺したことを認めたといいます。

取り調べに対し犯人は、「だれでもいいから刺したかった」と供述していました。

心斎橋通り魔事件の犯人

犯人は、当時40歳の礒飛(いそひ)京三という男です。

住所不定、無職でした。

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礒飛容疑者には前科があったことも分かっています。

黒羽刑務所で同じだったという人物の証言では、刑務所では普段から凄く陰気で友達もいなかったといいます。

特徴は自分が気に入らない人間がいると何日もひっつきまわって嫌がらせして喧嘩ばかりしてた、喧嘩は弱いけどとにかくねちっこくてしつこい、ねちっこいだけでなくいきなりキレる事もあった、何を考えてんのかさっぱりわからないタイプ、全然笑わない表情のまったくない男だった、刑務所の中でも変り者だったと語っています。

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写真:Naver Matome

そして、犯人の判決に関する裁判では、責任能力が争点となりました。

検察が「精神障害の影響があった可能性などを最大限考慮しても極刑はやむをえない」として死刑を求刑したのに対し、弁護士は「犯行は計画性がなく精神障害の影響が一定程度あった」として死刑は重すぎると主張していました。

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写真:Naver Matome

2015年に、この犯人には裁判の第1審で死刑判決が下されています。

しかしその後の第2審で死刑が取り消され、無期懲役となりました。

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無差別殺人であるにもかかわらず、死刑ではない無期懲役となったことに、当時の国民の怒りは爆発。

大きく注目を集めた事件でした。