サッカー史上最高の選手と広く称され、3度のW杯(World Cup)制覇を誇る元ブラジル代表のレジェンド、ペレ(Pele)氏が29日、死去したことが明らかになりました。82歳。世界各国で追悼の意が示されています。
ペレ氏はがんの進行や腎臓と心臓の問題で11月末からサンパウロの病院に入院し、闘病生活を送っていたが、21日には容態が悪化していることが病院から公表されていました。
ペレ氏は1956年に15歳でサントスからプロデビュー。翌57年にはブラジル代表としても16歳7カ月という若さでデビューを果たします。1958年のFIFAワールドカップスウェーデンでは6得点を挙げて、ブラジルに初のワールドカップをもたらすことに貢献しました。そして1962年、1970年にもワールドカップを制し、通算3度トロフィーを掲げています。
クラブチームではサントス一筋でプレーして、1969年にはキャリア通算1000得点という金字塔を樹立。インターコンチネンタルカップ(現FIFAクラブワールドカップ)でも2度優勝を果たしており、欧州クラブでプレーすることはなかったが、欧州のチーム相手にもしっかりと実力を示しています。
また、ペレ氏の訃報を受けて娘のケリー(Kely Nascimento)さんはインスタグラム(Instagram)への投稿で、亡き父へのメッセージとして「私たちは全身全霊を込めて感謝し、際限なく愛しています。安らかに眠れますように」と書き込みました。世界各国からも様々な声が上がっており、
「死とは生物にはみんないつか来てしまうことではありますが残念で仕方ありません。ご冥福をお祈りします。」
ADVERTISEMENT 「彼とマラドーナの現役時代の影響力、そして後世に与えた影響は他に比肩できる人はいないのではないでしょうか。」
「生前の多大なるご活躍に感謝し申し上げ、ここにご冥福をお祈りいたします。」
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