医療ミスというのはいまだ無くなることはないようです。最近になりとある病院にて帝王切開で出産した妊婦のお腹にガーゼを置き忘れたまま縫合した病院に医療ミスの疑いがかけられているとのことですが、実際に摘出されたガーゼのサイズがかなり大きいことから「なんで置き忘れるんだ?」と疑問の声が相次いでいるようです。
帝王切開で出産した妊婦にガーゼの置き忘れ?
それは韓国での出来事。7月18日にとある産婦人科にて帝王切開で出産をした女性が、その後嘔吐や下痢を繰り返したことで4日後に別の大きな病院で診察を受けたところ、なんとお腹の中にガーゼが見つかったとのこと。これにより、女性はすぐにガーゼの摘出手術を行い、その3日後に退院し、現在は通院治療を行っているとのことです。
これにより、女性の家族側は産婦人科に医療ミスを指摘。置き忘れたガーゼが「直腸と小腸を圧迫していた」としていますが、これによる精神的ショックでうつ病の症状もみられる女性に対し、産婦人科はいまだきちんとした謝罪をしていないと家族側が相当怒っている様子。謝罪の仕方も電話一本と、あまり反省の意はみられないようです。
摘出されたガーゼの大きさがヤバい?
こちらが実際に摘出されたガーゼですが、その大きさは13~15cmに達するとのこと。どこをどうすればこのような大きなガーゼを見逃してしまうのか不思議ですが、その後病院側がミスを認めたのか「保障はきちんとする」と謝罪をしてきたとのこと。当時、電話で謝罪をしたのも「新型コロナウイルスの感染防止のため」だったとのこと。
手術はやはり人の手で行うものなので、ミスは付き物なのかもしれませんが、それでも医療ミスはやはり許されないことです。現在、うつ病の症状があるという女性ですが、これ以上気を病むことなく、心身ともに回復してくれることを祈るばかりですね。
まとめ
このように、帝王切開の出産の際に医師が妊婦のお腹の中にガーゼを置き忘れたことで家族側が怒りの声を寄せていますが、ガーゼの置き忘れは医療ミスの中でも特に多いとされています。ミスをされた側はたまったものではないことだと思われますが、今回は特に大き目のガーゼが置き忘れたとのことなので、女性側の苦痛を考えるだけでも胸が痛くなりますね。