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入浴剤を最大活用!風邪をひかない身体を作るお風呂タイム


寒くて乾燥する季節、気になってくるのが風邪です。


写真:ozmall.co.jp

たかが風邪と侮るなかれ、総合して「風邪」と言われているものの中にはインフルエンザや肺炎など、重症化すると命に係わるものも含まれています。冬は気温が下がることで体温が奪われ、身体は無防備な状態になりがちです。ぜひ身体を温めるお風呂の時間を有効に使って、風邪をひかない元気な毎日を過ごしましょう。

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身体を温めるには?

身体を温めるには、もちろん湯船にお湯をはってじっくりつかることをお勧めします。


写真:megankalkstein.com

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しかし、お湯に長くつかればいいというわけではありません。例えば、たっぷりのお湯で胸の上までつかる方法だと、水圧で肺やお腹を圧迫されるので、長く入るとかえって疲れてしまいます。逆に、寒い時期の半身浴はよほどお風呂場が暖かいのなら別ですが、冷え性の人にはあまり向いていないようです。寒くない程度にゆったりと入る10~15分程度浸かるのがよいでしょう。

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写真:お風呂上りの肌のかゆみ

 

お湯は身体を温めるのですが、一方で皮脂が溶けだし風呂上りの乾燥を招きます。この乾燥が身体にとっては非常に危険です。皮膚は乾燥すると表面の角質がめくれ、ガサガサした状態になります。すると、このガサガサに風邪の菌やウイルスが引っかかり、身体にくっついた状態になります。そこから感染することはほとんどありませんが、そこを触った手から目や鼻の粘膜へとうつり、体内に入って風邪をひいてしまいます。

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入浴剤の役割

ですから、入浴剤などを用いて肌が乾燥しないように心がけましょう。さらに、身体を温める成分であるしょうがやかんきつ類の皮、ハーブならリンデンバウムが入った入浴剤だとなおのことおすすめです。

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写真:grovegarden.net

お風呂から出た後の「湯冷め」も大敵です。お風呂で温まり体温が高くなるのはいいのですが、身体の反応として毛穴を開き体温を放出しようとします。室温が低いとここで急激に体温が下がり、体調を崩しやすくなります。ぽかぽかしている間は汗をかかない程度に服を着て調整しましょう。

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写真:pmall.gpoint.co.jp

 

どうすればよい?

お風呂に入る前に浴槽の蓋を開けておき、お風呂を温めておくのがコツです。いきなり寒い浴室に入ると血圧が一気に上がり、身体に負担がかかります。脱衣所もできれば温めておきましょう。まず足からかけ湯をはじめ、ゆっくりと上半身にもお湯をかけ身体をならします。

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写真:howcollect.jp

お風呂の温度は熱すぎないほうが良いのですが、少し熱めのほうが交感神経が優位になりお風呂から出ると眠りやすくなるといわれているので、寝つきの悪い人はぬるいお湯に長時間はいるよりも、少々熱いと感じるくらいのお湯に短時間入るとよいでしょう。

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