HKT48の指原莉乃さん(26)が今月13日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜10時)に出演した際に、NGT48・山口真帆の暴行被害告白騒動をめぐる松本人志さん(ダウンタウン)の発言が”セクハラ”と受け取れると物議を醸しました。
指原、松本干されず安堵の声
NGT48の山口真帆さん(23)がファンの男2人から暴行を受けた騒動について、同番組に出演した指原さんは、運営の対応の遅さを批判していました。その発言を受け、松本さんは「自分の娘くらいの子をマネジメントしてると考えたら、もうちょっと真剣に考えると思う」とコメント。
さらに社会学者の古市憲寿は指原さんに「引退するんだし、NGTのトップになったら?」と提案すると、指原は「現状として、えらい人が仕切っても何もできない状況。私が立ったとしても、何もできないと思う」と見解を示しましたが、松本は「それは、お得意の体を使ってなんとかするとか……」と発言。さすがに指原は「何言ってるんですか? ヤバ……」と驚いた表情を見せました。
しかし、番組放送後のネット上では「ひどいセクハラ発言」「ファンとしてさっしーの言葉には感謝しかないけど、松本人志は完全にアウト」「自分の発言が“おもしろい”と思ってるなら、人として良識を疑う」「NGT48の騒動で堂々とセクハラ発言するなんてどういう神経なの?」「全然笑えない」などと批判の声が上がりました。その後、指原さんがツイッターで「松本さんが干されますように!!!」と冗談めかしたコメントで松本さんをフォローしたことから、指原の神対応を称賛の声が挙がったことでも話題となっています。
ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく…??
改めて録画をチェック…
…
……
…松本さんが干されますように?✨✨!!!
— 指原 莉乃 (@345__chan) January 15, 2019
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騒動以来の同番組で共演した松本さんが「どうですか、この2ショット」とコメントすると、指原さんも「(松本が)干されてないみたいでよかったです」と笑顔で応じスタジオを笑わせました。
問題となった収録を振り返った指原さんは「あのときは自分の発言をすることで精いっぱいで、慌てていて、(記憶が)なくて」とし、続けて「私も反応もよくなくて、あのときは本当に興奮していたので。口ごもって、ハッってなっちゃたんです」とコメンテーターとして反省し、「(今後)ああいうことがあったら、すぐビンタするようにします」と、笑いに取りながら宣言しました。
騒動後にも仲の良さを見せつける二人
HKT48・指原莉乃さんの『指原莉乃 卒業コンサート ~さよなら、指原莉乃~』が今月28日、横浜スタジアムで行われました。渡辺麻友、北原里英らOGメンバーのサプライズ登場に客席から歓声が鳴り響く中、サプライズゲストとして、3月に亡くなった内田裕也さんに扮したダウンタウン・松本人志さんが登場しました。
事の発端は、今月14日の『ワイドナショー』(フジテレビ)に指原さんがゲスト出演したことでした。28日に行われる自身の卒業コンサートについて「松本さんのために卒業コンサートの席を取ってある」と松本さんにラブコールを送っていました。それを受けて、松本さんは「正直に言いますけど、その日はスケジュール的には空いているんです。ただ、今のところ吉本にはパチンコの営業を入れてくれと言っている。結構“コレ”(お金)になるからね」とはぐらかしていました。
コンサート当日、パチンコの営業を入れていたはずの松本人志さんが、ロングの白髪のかつらにサングラスをかけ、内田さんになりきった姿で登場し、内田裕也 feat.
指原莉乃名義で2014年6月にリリースされたデュエット曲「シェキナベイベー」でコラボしました。当初、自分がオファーした内容を上回る松本さんの力の入れように、指原さんは「松本さんが来てくれました~!」と大喜びしていました。
一方で、慣れないアイドルファンからの声援に照れ笑いを浮かべた松本さんは「リハで2時から入らされたんですよ…」と愚痴をこぼしつつ「まあまあ、よく頑張ったよ。この図太さというか、これからも期待できると思います」と指原さんの卒業を祝福しました。 終演後の囲み取材で指原さんは、
「(内田)裕也さんが亡くなった時に、卒業コンサートの前だったこともあって気持ちを込めて(デュエット曲「シェキナベイベー」を)歌うことは決めていた」といい、“相方探し”を開始。しかし、現役、OGメンバーに適任を見つけられず「松本さんしかいなくない?みたいな感じになって。『ワイドナショー』の収録でお願いして、その後事務所を通してお願いをしたら快くOKしてくださって。多分、裕也さんのこともあってだと思うんですけど」
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とうれしそうに異例のサプライズの経緯を明かしました。 この夢の共演に「かわいかったです!」と声を弾ませ、デュエットの最後に2人でハートマークを作ったことについては「嫌だろうと思ったんですけど、快く。優しいですね。うれしかったです」と笑顔を見せました。
指原莉乃さんのアイドル人生は、数々の常識を打ち破ってきた11年半でしたが、そのラストライブは、指原莉乃さんの”人脈力”が光るステージとなりました。