7月24日に放送されたトークバラエティ『マツコ＆有吉 かりそめ天国』（テレビ朝日系）で、タレントのマツコ・デラックスさん（４６）とお笑い芸人の有吉弘行さん（４５）が、様々なタレントについて分析し、「CMでしか見ないタレントってヤバいとき多いよね」などと持論を展開しました。
同局で、6年間放送されていた人気番組『マツコ&有吉の怒り新党』をリニューアルした形で、2017年4月5日から放送をスタートした同番組。マツコさんと有吉さんが視聴者の投稿をもとに、自由気まま、フリースタイルでトークを繰り広げています。この日放送された番組では、「今の時代に売れる人」をテーマに語り合いました。point 212 | 1
マツコさんは、最近のテレビに求められるタレントについて「食い気味にいかない人のほうが仕事している気がする。暑苦しいじゃん」と、ただただ前に出るタレントよりも落ち着いてコメントができる事が大事だと指摘しました。また、有吉さんは、大人数のアイドルグループを例に「内部の競争が激しいから、前に出るキャラで行くんだけど、いざ（バラエティに）来てみると『あれ？』っていうね。難しいよね。あれはかわいそうだなと思う」と、アイドル同士の競争も激しいなか、畑の違うテレビの出方に戸惑うアイドルが多いと話しました。point 307 | 1
しかし、そんななかでも元HKBアイドルの指原莉乃さん（２６）について有吉さんは、「トラブルが生んだ奇跡。あのトラブルで処世術を学んだ。頭も下げられるし、自虐もできるし」と煙たがられる“グイグイ系”にも関わらずブレイクを果たした事を評価しました。これには賛同したマツコさんも「痛い思いをしないと、かわいい女の子は自分からそんな自虐しないわよね」とアイドルの失敗は大きな芸になると述べています。point 249 | 1
他にも、「CMでしか見ないタレントってヤバいとき多いよね」と有吉さんは持論を展開し、「めちゃめちゃつまんないとか、めちゃめちゃ何にもないやつが多い」とバッサリ。マツコさんも「それをやれてるってことは、政治力だけはすごいのよね」と“CMタレント”を分析していました。さらにマツコさんは、最近の若手俳優には“活躍の流れ”があると言及しました。「若手の俳優さんで最近多いよね。なんかドラマ1回くらいしか出てなくて、あと最後にチューするだけの映画出てバンバンCM出て」と、能力など関係ないのではというかのように笑い飛ばしていました。point 320 | 1
有吉さんもマツコさんもご意見番として様々なタレントと共演を果たし、冠番組も多く持っているだけに、誰よりも多く浮き沈みしているタレント達を見てきたのかもしれません。それだけに、2人の「今の時代に売れるのは、前に出るよりもコメント力」というのはかなり正確な分析結果なのかもしれません。