昨年で放送30周年を迎えた長寿バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(ABC朝日放送テレビ 金曜23時17分)では、
2代目局長を務めていた俳優の西田敏行さんが突如辞退することとなり、ネット上では3代目の局長が誰になるのか様々な憶測が飛び交っていましたが、
3代目局長にダウンタウンの松本人志さん(56)が就任することが明らかになりました。
これは10月25日の収録で明らかにされたもので、初代局長・上岡龍太郎さんの後を継いで、
2001年1月から2代目局長を務めていた俳優・西田敏行さんが、25日収録の11月22日放送分をもって降板することが決定し、
これを受けて3代目局長を松本人志さんが務めることが発表されました。
ちなみに、探偵ナイトスクープの“松本局長”体制は、11月29日放送分からスタートするとのことです。
石田局長は、最後の挨拶として、
「本日をもって辞します。2001年1月26日から2代目局長として就任させていただきましたけど、たくさん笑いましたしたくさん泣きました。19年間本当にありがとうございました」
とコメント。
涙ながらに視聴者に向けて感謝の気持ちを述べ、番組を降板することになった理由としては、
「局長やってみませんかというオファーがあって、やってみると探偵やスタッフの熱意が感動になった。感動になって泣いてしまった。そしたら依頼者の年齢層も低くなってきて、家庭の悩み問題もたくさんでてきて、乾いた笑いからマスターキートンな話題から、(僕は)チャップリンになってきたので。これはやはり乾いた笑いと濡れた笑い完成をフィフティフィフティにして進みたいなと思った、濡れた感性が多くなってきたので、大阪人のエスプリを効かせる番組に修正していかないと番組を作ったコンセプトがうすらいでいくのではというのがあって、引こうかと」
と語っていました。
西田敏行さんの突然の番組降板には、かねてからの健康不安説など様々な憶測がネット上で飛び交っていましたが、
松本人志さんの3代目局長就任発表を受けてネット上ではこんな反応が見られます。
- これまでのナイトスクープのカラーとは違うけど、それはそれで面白いと思う。
番組自体の面白ささえ保ってくれればいい。 - 今は違和感しかないけど、西田局長就任の時も同じように違和感しかなかった。
きっとそのうち松ちゃん色のナイトスクープが確立されるんだろうな。楽しみにしてます。 - 今までの調査員で続けて欲しい。真栄田はいいけど闇営業で問題になった芸人の復帰場所にしないで欲しいな
- 驚いた。あの役割は一歩引いた振る舞いが必要なんだろうけど松っちゃんにそのイメージはないけどな。
などのコメントが寄せられており、局長就任をめぐっては、松本さんだとこれまでの探偵ナイトスクープのカラーが変わってしまう、
といったような不安の声もちらほらあがっているようですね。
しかし、『探偵!ナイトスクープ』という番組辞退は、関西では30年以上続くという長寿番組で、
視聴者からも人気を得ている番組です。
3代目局長にはほかの俳優さん候補などもあったそうですが、
さすがに松本さんが局長就任は無いだろうと思っていたので今回の発表には驚きましたね。
番組視聴者からは賛否両論の声が上がっているようですが、
松本局長になっても、探偵ナイトスクープという番組がさらに面白く、
視聴者が見たいと思えるような番組になっていくことを期待したいですね!