７月２０日、東京都内にて雨上がり決死隊・宮迫博之さん（４９）と、ロンドンブーツ・田村亮さん（４７）が記者会見を開きました。反社会勢力から金銭を受け取ったとして問題となっていた件について、冒頭「すべての皆さまにおわびさせてください。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
また、詐欺グループの会合に参加していただけでなく、金塊強奪事件の被告らとも会食を行い、金銭の授受があったとして１９日、写真週刊誌「ＦＲＩＤＡＹ」にスクープされたことについても言及しました。同誌に掲載されていた写真には、被告らとともにキャバクラで撮影されたと思われる宮迫さんの姿がありました。point 202 | 1
しかし、宮迫さんは「当時、その店に中学の同級生と行ってます。（報道との）日付は違うが、同級生に確認してます。トイレに行き、出てきたところで写真撮ってくれと囲まれて撮った。ただそれだけの写真です」と説明し、被告らと面識があることや金銭授受を完全否定しました。現在は、撮影した店舗は閉店していたものの、宮迫さんの同級生は当時の店長を探し出し証言を取ったといいます。「その店長さんは覚えていて『囲まれて止めに入ったが、宮迫さんは写真くらいいいよと撮った。お金の授受は全くないです。証言してもいい』と言ってくれてます。それが真実です」point 319 | 1
また、この報道に付随して１９日、吉本興業から契約解消されたのではと話す宮迫さん。その時、同社からは特に説明はなく「マネジメントの継続に重大な支障が生じた」という理由であったことを明かしています。しかし、「事実無根だと確証は取れていると、会社には説明している。重大というのは納得できません」と主張していて、報道したフライデーに対しても「自分で考えます。証言してくれる人がいる」など、事実無根の報道に対し訴訟を起こす可能性があることを示しました。point 281 | 1
また、今回の“闇営業”問題の引き金となった詐欺グループの会合に事務所を通さず参加し、ギャラを受け取っていないと虚偽の発言をしたことについては「紛れもない僕の保身」と言い切りました。そこで、同じお笑い芸人の先輩に対する思いを聞かれると、宮迫さんは言葉を失ったように黙り込んだ後、「返しようもない。返せるわけもないたくさんの恩を頂いている先輩方に、軽い気持ちで勝手な自分の思い込みの解釈で、金をもらってないと言ってしまった。取り返しのつかないことですので、もうお会いすることができません」と苦しい表情で語りました。point 312 | 1
また、宮迫さんは、騒動中に気にかけてもらっていたと話すダウンタウン・松本人志さん（５５）とのやりとりも明かしました。当初は「勝手な解釈で打ち上げ代を出してもらっただけだ」と松本さんに説明したそうなのですが、松本さんは「いや、全員がいくらもらったかと細かいことを言ったほうがいい」とアドバイスをしていたといいます。しかし、「当初、やはりとんでもなく甘く考えていたので、恩義のある先輩の大事なアドバイスをちゃんと受け止められませんでした。すみません」と宮迫さんは、自分の考えの甘さから先輩にも迷惑をかけてしまったことを謝罪しました。point 325 | 1
さらに、心配をしてくれた恩義のある先輩に対しても嘘をついてしまった宮迫さんは、謹慎発表後に「うそをついてました。すみません」と連絡したといいます。すると松本さんは、責め立てる訳でもなく、「松本さんは『休んでる間、僕の出ている番組、俺、ノーギャラでも出たるから』と。こんな最低なうそをついたやつのために、ノーギャラで出たると。優しい言葉をかけてくれていました。申し訳ないです。すいません」と涙をこらえながら、松本さんへの思いに感謝と謝罪を繰り返しました。point 285 | 1
今回の記者会見により、様々なことが明るみとなっています。不当解雇と取れる宮迫さんの契約解消や、記者会見を阻止しようとした圧力の事実など、吉本興業の今後の対応に注目です。