フジテレビの女性アナウンサーたちにステルスマーケティング(ステマ)の疑いが浮上しており、放送法の外資規制違反に揺れるフジテレビに〝第2波〟到来だと、ネット上で大きな物議を醸していることが明らかになっています。
フジ女子アナのステマ疑惑を報じているのは今月15日発売の「週刊文春」で、ステマ疑惑が浮上しているのは、『めざましテレビ』のメインキャスター・井上清華アナ(25歳)、『ノンストップ!』の三上真奈アナ(32歳)、『プライムオンラインTODAY』(BSフジ)の宮澤智アナ(31歳)を含む7名とのことです。
同誌によると、女子アナたちは美容室Aのサービスを無料で受ける代わりにSNS等で紹介していたということです。料金換算すると、累計で数百万円にも上る悪質っぷりだということで、アナウンス室部長の野島卓アナ(54歳)が事情聴取を行ったとしています。また現在、事情聴取を受けている女子アナらは芸能人御用達の人気美容室に通い、ヘアカットだけでなく、その系列店でもネイルやマツエクなどの施術を無料で提供してもらっていたことも判明しているといいます。
これによって女子アナの大量ステマ疑惑が浮上しているというわけなのですが、このステマ疑惑騒動はフジに限らず、他局の女子アナも似たようなことを行っていた可能性も指摘されているのです…。この問題行為について弁護士は、「仮に、女性アナウンサーたちが無料や特別価格でサービスを提供された対価として店側のSNSに登場していたのであれば、それは広告と明示しない形の広告、いわゆるステマに該当する可能性があるでしょう」とし、
「今回のようなステマが横行してしまうと、無関係の善意の投稿までもがステマと疑われたりして、広告業界全体への波及的な悪影響も生じかねません」などと問題を指摘しています。現時点の調査段階では、女子アナたちの行為はステマには当たらないとの見解を示したとしているようですが、処分を受ける可能性もあるとのことです。今回の報道についてネット上でも様々な声が上がっており、
「テラスハウスの件といい問題ありすぎだろ、ここは。」「先日もフジは世論調査の不正があった。グループ全体でこのようなことをしているのか」「広告代理店にとっては、広告費用の横取りみたいなものだろうから、たとえ少額で合っても見逃すわけにはいかないでしょ」といった呆れ声も上がっている現状です。
大量のステマ疑惑が問題となっていますが、社員たちがせっせとステマに励んでいたのだとすれば今後、さらに激しい批判を浴びることでしょうね…。