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田代まさし5度の逮捕で芸能界復帰は絶望的か…


1980年代から1990年代に掛けて、絶大的な人気を誇っていたタレントの一人、それが田代まさしです。2000年以降は度重なる犯罪行為で逮捕され、今現在は表舞台から姿を消しており、若者の世代では彼の存在を逮捕されたタレントとしてか、知らないという場合も多いかもしれません。

 


写真:レキオ日記

薬物犯罪などのタブー色が強い犯罪を犯してしまったと言うことは、田代まさしの芸能人生にとっては致命的な事だったでしょう。それが他の犯罪も含めて複数回繰り返されたことで、完全に表舞台への復帰の道は閉ざされたと考えられるかもしれません。最早、彼が芸能界に戻るということは不可能なのでしょうか。

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お笑い兼歌手の絶大な人気とマルチな才能を誇った存在だった


写真:ミドルエッジ

まず、最初の逮捕の時には、救いの手がありました。田代まさしが、薬物の誘惑に負けず、変態行為さえ繰り返さなければ、優れた才能の持ち主であったことは疑いの余地はないでしょう。それだけ、絶大な人気とマルチな才能を誇った存在でした。

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写真:middle-edge.jp

田代まさしはお笑いに精通したタレントとしての側面も強いですが、表舞台で輝くきっかけとなったのは、1980年の歌手グループ「シャネルズ」でのメジャーデビューでした。鈴木雅之や桑野信義と言ったメンバーを揃えた「シャネルズ」は当時の音楽業界に大きなインパクトを残しています。名曲「ランナウェイは」100万枚を超えるヒット作で、田代まさしはミリオンセラー・グループの一員ということになります。

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「ダジャレの帝王」とも呼ばれていた


写真:snowrecords.com

後に「シャネルズ」は「ラッツ&スター」に改名し、同グループは絶大な人気を集めました。田代まさしも知名度が急上昇し、ソロデビューや、大物歌手の作詞を務めるなど、その才能の幅広さを見せています。

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1980年代半ばに入ると、ザ・ドリフターズの志村けんにお笑いの才能を見出され、コメディアン・タレントとしての活路も開きました。以後は、お笑いやタレント業で成功を収めていきます。アーティスト、作詞家、「ダジャレの帝王」と呼ばれたお笑いのスペシャリスト、他にも俳優等などマルチな活躍で、TVに彼の姿がない日はない、というような状況でした。

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一切が暗転したのはいつから?


写真:alchetron.com

一切が暗転したのは2000年。ミレニアムムードが一段落した9月終わりに盗撮で書類送検されたのですが、ここから歯車が狂っていきます。この時は芸能界復帰を支援したのですが、2001年には「のぞき」と覚醒剤のダブル犯罪で逮捕。その後、執行猶予中にも再び覚醒剤などで逮捕され、懲役の実刑判決を受けます。

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出所後、2009年にはかつての芸能仲間からのサポートもあり、何とか芸能活動を再開に漕ぎ着けるも、2010年に再び覚醒剤で逮捕。ここから僅かな期間を空けてまた逮捕となり、2度めの懲役という事になってしまいました。

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現在の田代まさしは?


写真:blogos.com

現在は、他のタレントやスポーツ選手の薬物乱用を受けて、TVで語ったりすることはありますが、本格的な復帰というのは厳しいようです。薬物への忌避感が高まっている上に、複数回逮捕で2015年にも書類送検があり、例え、芸能業界の方がなんとか手を差し伸べようにも、現状では困難かもしれません。

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