東京オリンピック最終日の8月8日、陸上の男子マラソンが札幌市の大通公園を発着点とする周回コースで行われましたが、なんと一部の沿道では幾重にもなる人垣ができ、密集状態になり、ネット上でも大きな波紋を呼ぶ事態となったようです。
新型コロナウイルス感染防止のためほとんどの競技を無観客で実施した東京五輪。しかし、マラソン、競歩は暑さ対策で札幌開催となり、沿道での応援自粛を呼びかけていましたが、テレビに映る観客の多さが問題視されていました。
5日から始まった札幌市での競歩とマラソンでは「密」を避けられなかったという状況になっています。視聴者からの指摘にも挙がったように、マラソンのスタートとフィニッシュ地点の大通公園周辺では、携帯電話で選手を撮影したり、建物の壁面にある段に上がって観戦したりする人が目立っていました。point 201 | 1
男子マラソンには引退表明しラストランとなる大迫傑（ナイキ）と服部勇馬（トヨタ自動車）、中村匠吾（富士通）が出場し、メダル獲得が期待されるだけに注目度が高かったので観客は仕方ないにしても、異常なほどの人の集合。ほとんどが応援の拍手、カメラでの撮影のようだが、生中継のテレビでは大声での応援、伴走する人もチラホラと見られました。point 224 | 1
沿道では、大会運営に携わるボランティアスタッフが自粛を呼びかけても効果がなく、現場は「無法地帯」状態になったので、ネット上でも波紋を呼び、「見事に世界に恥を晒してるね。マスクして拍手やスマホで撮影してりゃ、密になっても大丈夫だと思ってるのか？こういう自粛要請を無視したモラルのない人たちこそ感染拡大の要因であることに気づかないものかねぇ？」point 232 | 1
「オリンピックだから、一生に一回しか見れないからなど、自分に都合のいい考えや理由で観戦している方々。絶対に感染しても病院に行かないで下さい。これで北海道の感染者が増加しても、誰のせいにもしないで下さい。一部の方々の身勝手な行動で北海道の感染は間違いなく増えると思います。」などと、人が多すぎることに対して批判の声が上がっていました。point 228 | 1