7月23日、NHKの東京五輪開会式直前スペシャルにお笑い芸人『サンドウィッチマン』が出演。〝好感度芸人〟の代表として祭り上げられている彼らですが、今回、またしても持ち上げられてしまったようです！
同番組は、嵐の相葉雅紀さんと櫻井翔さんがMCを務め、ゲストとして、アテネ＆北京五輪で男子平泳ぎ１００、２００メートル金メダリストの北島康介氏、タレントの指原莉乃さん、サンドウィッチマン、ロス五輪女子マラソン出場の増田明美氏が出演。
冒頭VTRで、過去の豪華な開会式の模様が報じられ、東京五輪への期待を振られたサンドウィッチマンの富澤たけしさんは「直前までゴタゴタしてたから（これまでのような豪華な）ここまでの開会式は無理でしょうね」などときわどいボケ。
さらに、聖火台への点火シーンの思い出を聞かれた際に、「やっぱり僕の中でプランがあって、いろいろあって辞任・解任された方が勢ぞろいするんです。そして、『どうなっているんだ！ なんでこいつらがいるんだ！』と。そしたらその炎上の炎が聖火台に灯るんじゃないかと」とまたしてもボケをぶっこみ。
やたらと〝正義マン〟と持ち上げられている彼らですが、ネット上ではこのボケに褒めたたえる声が続出。
《さすがサンドやな！ 毒と笑いのバランス感覚が絶妙》《さすがサンド富澤さん。国民の想いをズバリ言ってくれた気がします》《この発言、相当おもしろかった上に冷静になって考えると誰も傷つけない笑い》《際どいからこそ笑ってしまう。生粋の芸人さんであればあるほど、そこを攻めていきたくなるものだろうけど、本当にアウトなことは弁えている》《お笑い芸人とはこうあるべきという見本ですね。卑屈な手段で笑いを取らず、誰も傷つけずに理不尽さにチクリと一言でも笑いを取る》point 328 | 1
しかし、彼らはつい数年前まで同性愛を揶揄しコントや漫才で『気持ち悪い』と発言していたのです。また、公式YouTubeチャンネルには、いまでも同性愛を揶揄するネタをあげたまま放置。
彼らのことを”誰も傷つけない笑い”とサンドウィッチマンを持ち上げているファンたちですが、先ごろ話題となった『ラーメンズ』の23年前のネタで、現在はVHSでしか見られないコントを引きずり出し、批判していることが確認できたというのです。
サンドウィッチマンは世代・性別を問わず、幅広い層から支持を集めています。少し毒はありますが10代からの人気も高く老若男女を選ばず、笑えるネタを持ってくるので、高齢の女性からも意外と人気が。また、アンチがほぼゼロという珍しいコンビ。
そのため、サンドウィッチマンが国際的な行事の仕事を引き受けた際に、過去の同性愛ネタが掘り起こされ批判を受けるのではないかという心配の声も一部であがっています。
このまま持ち上げられ過ぎて、一気に落とされないよう気を付けてもらいたいものです…。