たくさんの愛情を注いできた三人の大事な息子たち。
しかし、3人ともが実子ではなかったという事実を知った男性は、衝撃に陥って言葉が出ませんでした。
やっとショックから立ち直った男性は、直接に子供たちの実の父親を見つけ出すために、ものすごい額の補償金を出しました。
2019年1月6日（現地時間）、イギリス日刊デイリーメールは、離婚した妻の不倫の事実を、10年後に知った男性の話を伝えました。
今回の話の主人公は、オンライン価格比較サイト「MoneySupermarket.com」の共同創業者であるイギリス出身の実業家リチャード・メイソン（Richard Mason）です。
ずいぶん昔の話だが、リチャードは元妻であるケイト（Kate）と結婚して、二人の間で三人の息子が生まれました。
しかし、結婚生活は残念ながら順調に行かず、最終的には約10年前にリチャードとケイトは離婚することになりました。
リチャードとケイトは離婚し、３人の息子たちは母親のケイトが引き受けることになり、父親のリチャードは、子供たちを育つために必要な養育費を支払うことになりました。
時は流れ、息子たちは元気にすくすくと成長し、いつの間に３人の息子はみんな、立派な大学生になりました。
リチャードもエマ（Emma）という女性に出会って、新しい家族を築きました。
ところが、2016年のある出来事で、リチャードは思わぬ衝撃的な事実を知ることになりました。
エマと一緒に産婦人科を訪れたリチャード、そこで、自分が「不妊」だったという事実を知ったのです！
医師により、リチャードは遺伝的に嚢胞性線維症を患っており、子供を持つことは難しいという診断をされました。
リチャードは、既に自分には３人の息子もいることで診断を疑ったが、医師の判断は正しいものでした。
そんな思わぬ状況において、リチャードは元妻であるケイトを疑うしかありませんでした。
リチャードの追及の末、ケイトは自分と同僚の不倫の事実を認めました。
しかし、不倫相手の情報を伝えることに関しては強く拒否したのです。
それだけではなく、ケイトは同僚とは常に避妊をしていたため、子供たちのお父さんはリチャードであることに間違いないと硬い態度を見せました。
リチャードは１０年後に知った元妻の不倫と、子供たちが実は他人の子だったという事実に苦しんでいました。
それでも愛する息子たちは、いつまでも自分の子だと思っていくと伝えました。
リチャードは、「実のお父さんではなくても子供たちは、僕の息子だ」、「子供たちに会いたい」と話しました。
それとともに、リチャードは子供たちの実父を見つけるために5000ポンド（約70万円）の補償金まで出したそうです。
現在、リチャードは元妻のケイトに離婚合意金だった400万ポンド（約5億７千円）の一部を返してほしいという内容の訴訟を進めていることが分かりました。
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