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5歳で出産!?「出産最年少のママ」ってどんな人?


若くして出産を経験するという話はあまり珍しいものではなく、特に発展途上国、後進国などでは10歳前後の子供が妊娠をし、出産を経験することがあります。こうしたケースはほとんどが家族からのレイプであり、若くして出産を経験させることに対し、非難が集まります。そんな中、ペルーにおいて、わずか5歳にして妊娠、出産を経験することになる女の子が現れます。妊娠をするということは女性としての機能がすでに5歳にして発達していることを意味しており、あまり考えにくい状況ではあります。しかし、想像を絶するほどの成長をこの女の子はしていました。

妊娠が発覚したのは、女の子のお腹があまりにも大きくなっていることに両親が気づいたためです。当初、何かしらの腫瘍を疑い、病院に駆け込んだところ、妊娠が発覚しており、しかもすでに7ヶ月であることが判明しました。すぐさま病院に担ぎ込まれ、24時間態勢でその様子を見守ることになりましたが、さらなる成長を見せ、母体に危険が伴うことから自然分娩ではなく、帝王切開という形で出産となり、誰にも破られることのない史上最年少の記録を打ち立てました。しかも、2700グラムという立派な男の子だったことも衝撃を与えました。point 301 | 1

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わずか5歳での出産を可能にさせたのは性早熟症と呼ばれる症状です。人よりも早く成長を見せるものであり、この女の子の場合、わずか8ヶ月で初潮を迎え、2歳半で生殖器に成熟が見られ、4歳には陰毛と乳房が完全に成長し、出産をした5歳の段階では一般の大人の女性のような成熟したボディーラインとなっていました。幼稚園や保育園を見渡してみても、このような女性はまず存在しないように、いくら性早熟症とはいえ、わずか8ヶ月の時点で初潮を迎えるというのは、あまりにも早すぎるだけでなく、女の子の体にも多大な影響を与えるものです。point 303 | 1

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性早熟症自体は日本でも起こりうるものであり、女の子であれば10歳ぐらいに初潮などの症状が始まってもおかしくはないものの、それよりも2年程度早く訪れた場合には性早熟症ということになります。問題点としては、早くに成長することは本来であれば成長期を迎える段階ですでに成長が止まってしまうことを意味し、背などが大きくなるようなことにはなりません。また、社会的な影響が大きく、そのことも問題視されており、5歳で出産をした子の場合もそのことが心配されましたが、何と出産をしてからも普段通りの生活をしていたと言います。point 302 | 1

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その後の人生ですが、病院で面倒を見てくれた医師にそれからは色々とお世話になることが多く、女の子に対して教育を施し、彼女が産んだ子供を高校に進学できるよう、彼女自身が医師の秘書として働くことになり、それで生計を立てることができました。そして、数十年後、一般の男性と結婚をすることができ、その男性との間に赤ちゃんが生まれました。残念ながら5歳の時に出産した子供は若くして骨髄の病気で亡くなってしまいましたが、1933年に5歳という若さで出産をした女性は今もご存命であり、たくましく生きていることが伝えられています。point 255 | 1

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とはいえ、現在の心境はなかなか伝えられないのが実情です。あまりにもセンセーショナルな出来事であったため、彼女に対し取材依頼が殺到することになりましたが、大人になってからも拒否し続け、今に至ります。そのため、どういう心境でここまで生きてきたのかということは誰にもわかっていません。ペルーでは若くして出産をするケースが多く、その大多数はレイプによるものであり、この件でも父親の性的暴行が疑われ、この時はまだ技術も発達しておらず、特定には至りませんでした。そして、5歳での出産はいまだ他に例がない状況です。point 300 | 1

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