お店で食べるクリームシチューやドリア、グラタンが好きなので自宅で作ろうと思っても、ホワイトソースが上手にできないのであきらめてしまった経験は誰にでもあるはずです。簡単そうに見えるのに、途中でダマになってしまって口当たりが悪くなったりとろみが上手につかず固まらないなど、意外と難しいのが問題です。本を見てレシピ通りに作ったのにどうしても失敗するときは、分量だけではなく材料を加えるタイミングやちょっとしたコツを覚えておけば誰でも失敗しないで滑らかに仕上げることができます。
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ダマにならないようにホワイトソースを作るなら、最初にバターと小麦粉を混ぜる時の手順が大切です。一番扱いやすい分量は、小麦粉大さじ2、バター大さじ1、牛乳カップ1の割合がおすすめです。小鍋でバターを溶かして小麦粉を一度に加えて練ったら、牛乳を少しずつ加えてその都度よく混ぜ合わせ、ダマをつぶすような感じで滑らかにしていきます。牛乳を全て加えたら鍋を再び火にかけて、木ベラで底からしっかり混ぜながら弱火で加熱してとろみがつくまで混ぜ続けます。もっと固めに仕上げたいときは牛乳の量を減らし、逆にゆるめのソースにしたいときは牛乳を増やします。味は塩とこしょうで整えるか、好みでコンソメやブイヨンを加えましょう。point 372 | 1
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鍋を使わず電子レンジで手軽にホワイトソースを作ることもできます。分量は同じなので、耐熱容器にバターを入れてレンジで1分ほど加熱してから小麦粉を加え、小さな泡立て器を使って混ぜ合わせます。牛乳を少し加えては混ぜることを繰り返して、全部加えたら再びレンジで加熱して、1分ごとに取り出して全体をしっかり混ぜ合わせます。4分くらいでだんだんとろみがついてくるので、吹きこぼれないように注意しながらこまめにかき混ぜてソースが好みの固さになったら完成です。レンジなら半分の量など少ない分量でも作れるので、一人分だけ欲しいときや追加で作りたいときにも便利です。point 348 | 1
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ホワイトソースを活用したレシピはたくさんありますが、一番のおすすめはグラタンです。茹でたパスタ、鶏肉、ソーセージ、人参、玉ねぎ、ブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモなど冷蔵庫の残り物や手元にある食材を耐熱容器に入れて、上からホワイトソースを全体にかけます。好みでパン粉、粉チーズ、パセリなどをのせてからオーブン又はオーブントースターで15分くらい焼けば完成です。
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ファミレスで食べるようなドリアも自宅で簡単に作れます。耐熱容器にご飯を詰めて市販のミートソースをかけて、上からホワイトソースを加えてオーブンで焼くだけなので、材料さえあればあっという間にお手軽ランチができます。残り物のピラフやチキンライスにホワイトソースをかけたドリアもおすすめで、子供が喜ぶメニューです。
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ホワイトソースが固くなってしまったら、ミックスベジタブルや小エビなどを混ぜて衣をつけて揚げると自家製のクリームコロッケになります。衣をつける作業が難しいときは冷蔵庫でソースを冷やすと扱いやすくなります。サーモンやチキンのソテーにホワイトソースを添えるとオシャレな洋食メニューになり、温野菜のソースにするのも素敵です。そのままでは味が単調だと思ったら、イタリアンハーブやパセリ、粉末パプリカ、カレー粉などを加えるとオリジナル感のあるソースになります。point 298 | 1
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牛乳を一度に加えず少しずつバターと小麦粉の塊を溶かすような感じで加えていくのがダマにならないコツなので、基本の分量を覚えていろいろな料理に挑戦してみましょう。鍋で作っても電子レンジで加熱しても味は同じなので、作りたい分量や調理時間に合わせて選べます。ホワイトソースがあれば自家製のドリアやグラタンがいつでも楽しめます。