うまく収納することの難しい、靴下やストッキングなどの小物も、工夫次第によってスッキリとしまうことができます。雑然としてしまいがちな引き出しの中の靴下を見やすくきれいに収納することによって、毎日の生活の快適性が格段にアップします。
靴下は1つにまとめて保管しないほうが良い
写真:aliexpress.com
タンスや衣類収納ケースへ靴下類をしまう時に、多くの人は小さく丸めて押し込むようにしているのではないでしょうか。もちろん、丸めて小さくすることによってしまいやすくなることについては間違ってはいません。しかし、靴下やストッキングは使用頻度の高いものですので、取り出すたびに丸めている状態のものをほどいて広げてということを繰り返すと、緩みが出るなどのいたみが早くなってしまう可能性があります。また、引き出しの収納可能な容量以上に詰め込んでしまいがちになってしまいますので、取り出そうと思って引き出しを開く時に、丸めた靴下が引っかかってしまい開けられないというケースもあります。
靴下を美しく型くずれしないように収納する方法
写真:YOU GO, GIRL!
靴下を丸めてしまうと取り出しにくかったり生地をいためたりと、デメリットが多くありますので、全く別の発想での収納方法を実践してみることをお勧めします。その1つのが、畳んで収納するという方法です。これは衣料品店などで陳列されて販売されている時に見かける方法で、生地をいためにくいというメリットと、柄や色が確認しやすいというメリットがあります。靴下だけでなく、タイツやストッキングも丸めてしまわずに優しく折りたたむようにしまうことで、すっきりとした見た目が実現できるだけでなく、引き出しを開けるときにも引っかかりがなく、たいへん快適です。
収納ケースの中の靴下の数を思い切って減らしてみる
写真:日々のくらし手帖
しまい方だけでなく、靴下そのものの数を見直して、不必要なものや、いたんでしまったものなどは思い切って処分するというのも、収納のスペースを効率よく利用するという観点からおすすめの方法です。実際に収納ケースを開けて調べてみると、買ってはみたものの、好みの柄でなかったり履き心地が今ひとつだったりということで、長い間未使用になっていた靴下がたくさん出てくることでしょう。足を引き締めるために買ってみたものの着圧がきつくて履かなくなっているストッキング、毛玉が目立つようになってしまったタイツも、思い切って処分してみると、大きなスペースができるものです。
自分のお気に入りの靴下だけを集めて収納
写真:NAVER まとめ
どのような服でも、お気に入りとそうでないものとに自然と分かれていくものです。使用頻度が高いもの以外の靴下は、処分をするか日常的には使用しない別の引き出しにしまうなど、仕分け作業を行うことによって、収納ケースにおけるストレスが大きく減少するものです。靴下は一度履いたら洗うものですので、基本的には収納ケースの中に常備しておく必要のあるのは、5足もあれば十分です。靴下を5足、ストッキングを5足、これでほとんどの場合に対応できると考えて良いでしょう。冬にはストッキングをタイツに変えるなどして、基本的に「引き出しの中に靴下類は10足以下」を目安にしておけばゴチャゴチャになることもありません。
靴下の収納が上手な人は家の中の収納もうまくいく
写真:Pacoma
こまごまとした物の整理と収納は、家の中をすっきりとさせるための基本中の基本です。靴下の収納はその典型的な例といえるでしょう。使うものだけをゆったりと余裕を持って収納することを意識することで、自然と整理整頓の習慣が身についてくるものです。また、靴下やタイツ、ストッキングを厳選することによって、無駄遣いも防ぐことができるでしょう。