新型コロナウイルスの感染予防対策として、公共の場で体温を感知するサーモグラフィーを導入しているところもあると思われますが、どうやらそのサーモグラフィーには思わぬ落とし穴があるようです。体温を正確に感知するがあまり、人の服が透けることで下着まであらわになってしまうという事象が起こることが判明しました。
サーモグラフィーで下着丸見え!?
それは韓国での出来事。韓国では現在、新型コロナウイルスの「第2波」が訪れていることでサーモグラフィーを導入するところも多いです。しかし、建物の入り口に設置してあるサーモグラフィーが思わぬところで騒動になっているとのこと。人の体温を一発で感知できるメリットがある一方、服が透けてしまうことで下着のラインもバッチリ映ってしまうのです。
こちらの女性はどうやらワンピースを着ているようですが、中の下着が見事に映ってしまっています。韓国では現在真夏に近づいているということもあり、薄着で出歩く方も増えているがあまりモニターに鮮明に映ってしまっているようです。厚着であれば透けて映されることもないと思われますが、季節的にそれは厳しいですね。
「プライバシーの侵害ではないか?」という指摘が相次ぐ
このような現象に、まるで裸を見られたようで「羞恥心を覚える」といった方も多いようですが、主に女性から「プライバシーの侵害ではないか?」といった反応が起こっているとのこと。新型コロナウイルスの予防のためとはいえ多くの方が不快になっているようですが、これに関してはサーモグラフィーのシステムの見直しを行っているところもあるようです。
具体的にいえば、一般の監視カメラのようにリアルタイム映像で映していたものを、頭の上に体温だけが表示される形式に変えたり、体温だけを表示する形式に画面設定を変えるなど、その方法は千差万別のよう。これには身体的特性も関わることから全ての方が透けて映るというわけではないようですが、システム変更の対策が早急に求められているようです。
まとめ
このように、人の体温を一発で感知できるサーモグラフィーも思わぬ落とし穴があったようですが、これに気づいた方はサーモグラフィーの前を通る時のみジャケットなどを羽織る方もいらっしゃるようです。服が透けて下着が見えたところでガン見する方はそういないのではないのかな?とも思いますが、いざ映されると恥ずかしくなって当然ですね。