今月24日、フリーアナウンサー高橋真麻さん(40歳)が「バイキングMORE」に生出演し、東京・荒川区の同性パートナーシップ制度への反対意見をSNSに投稿した区議のコメントに驚きの声を上げたのでした。
今年4月から導入される同制度に対し、小坂英二区議が自身のツイッターで「徹底的に反対の主張を展開」とツイートしたのでした。「古来から日本では性的少数者の尊厳は尊重しつつも、法や制度等に位置づけないという対応をしてきました。法制度への位置づけは社会混乱への道です」とし、この投稿が波紋を呼んでいます。
12日の総務企画委員会で荒川区が4月から始める予定の「同性パートナーシップ条例」の報告が有り、小坂からは徹底的に反対の主張を展開。
古来から日本では性的少数者の尊厳は尊重しつつも、法や制度等に位置付けないという対応をしてきました。
法制度への位置づけは社会混乱への道です。ADVERTISEMENT — 荒川区議 小坂英二 (@kosakaeiji) January 13, 2022
ところが、同性カップルには子供を産み次世代に引き継ぐ可能性は有りません。愛し合う形に様々な多様性が有ることを尊重すべきと考えますが、それを何でも法制度に位置付ければ良い訳では無い。
男女の結婚という「標準的な形」を保護し法制度に位置付けるというラインを踏み外してはなりません。ADVERTISEMENT — 荒川区議 小坂英二 (@kosakaeiji) January 13, 2022
この意見には、「傷付いた」と批判の声が多く上がっていますが、同氏はインタビューに「制度のあり方を議論するときに社会のあり方としてこうあるべきだと認識を示すことが政治家の職責」「傷付いたと言われても、政治家に責任を問うべきものではない」と反論したのでした。さらに「傷付いたと感じる人はその傷と自分で向き合っていただくのが必要」とも述べたのでした。
徹底的に突き放すようにも聞こえる言葉に、高橋さんは「え〜!」と驚きの声を上げ「いやいやいやいや!『傷付いた方々がいらっしゃるなら、そういう意図ではありませんでした。申し訳ありませんでした』くらい言うかと思いきや、真逆で。ちょっとビックリしました」と苦笑したのでした。
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