最高裁第1小法廷（岡正晶裁判長）は、ホテルオークラ東京（東京都港区）の建て替えに伴って店舗がメインエリアから外されたのは「格落ち」だとして、高級すし店「久兵衛」がホテル側に損害賠償などを求めた訴訟で、久兵衛側の上告を退ける決定をしました。
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16日付で敗訴の一、二審判決が確定したといいます。判決などによると、久兵衛は1964年からホテル直営の高級和食店「山里」に隣接するエリアに出店。
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2019年開業の新ホテルでは別棟アーケード街への移転を提示され、片隅に追いやられて店の信用が大きく傷ついたとして提訴しました。しかし、21年の一審東京地裁判決は「オークラが義務を負うとは言えず、協議したとしても店舗の位置が希望通りになったかは判然としない」として損害を認めませんでした。point 148 | 1
また、二審東京高裁では、久兵衛側が出店場所に関する控訴を取り下げ、賃料を巡る訴えのみ継続したが退けられたといいます。これら一連の報道を受けてネット上ではこんな声があがっています！
「すごく妥当な判決かと こんな裁判をやってしまった事自体が、久兵衛の名を更に下げたとしか思えない。ファストフード店とは違うのだから、本当に美味しいお店であれば、場所がどこであろうと客はつく。そんな大切なことを見失ってしまった残念なお店ですな。」
「ようやく決着がつきましたが、予想された妥当な判決ではないでしょうか。」
「久兵衛常連の上司と行った時、美味しかったので、後日たまたまフラッと銀座行って入って対応の違いというか、悪さに呆気にとられました。もう行かないって決めた店でした。」
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