立川志らくさんが司会を務める朝の情報番組『グッとラック！』（TBS系）がスタート早々から大きくつまづいているようです。初回の視聴率は2.
9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区／以下同）で、約4年間続いた前番組の『ビビット』の最終回から0.2ポイントダウン。2回目の放送は2.6％とさらに下がり、このまま超低空飛行する可能性は濃厚のようです。
新人女子アナの活躍
そんな中で唯一の見どころは、大抜擢された新人アナの若林有子アナウンサーだそうです。
国分太一と真矢ミキが司会を務めた『ビビット』が打ち切られ、後任番組として始まった『グッとラック！』。司会の志らくさんは、同局の昼の情報番組『ひるおび！』でコメンテーターに起用され、一気にブレイクした落語家ですが、その脇を固めるのがTBSの国山ハセンアナと、今年4月入社の新人・若林アナだったのです。point 204 | 1
女子アナウォッチャーは「若林は、女子アナとしては非常に珍しい大阪市立大学出身という経歴の持ち主で、大学時代には『週刊朝日』（朝日新聞出版）の表紙に登場したり、セントフォース関西に所属して、タレントとして活動していたこともあります。中学から高校にかけてアメリカで過ごしたため、英語はペラペラで、プロフィールによればTOEICは890点だそうです」と若林アナについて話しています。point 254 | 1
入社1年目の新人を帯番組に起用するとは、若林アナへの期待の大きさがお分りいただけると思いますが、これまでの放送回をチェックしたテレビ制作の関係者は「ライバル局がエース級の女子アナを投入するなか、新人を起用するとは、TBSもなかなかのチャレンジャーだと思いましたが、正直言って、その感覚がヤバいですね。」と語ります。point 215 | 1
その理由は、初回放送時は局の幹部がスタジオに集まり、ベテランでも緊張するものですが、若林アナはニュース原稿を読む際に噛みまくり、カンペを見っぱなし状態。しかも棒読みで、内容がまったく頭に入ってこないような…。まさに放送事故レベルだったそうです。朝の帯番組に新人を使うのは、荷が重すぎたのでしょうか。今後は若林アナがどこまで成長できるか、優しい目線で見守るしかないような状況なのです。point 247 | 1
幸運は訪れるか
はやくも前代未聞の低視聴率にあえぐ『グッとラック！』のようですが、こういった話を聞く限り、立て直しには相当時間が掛かりそう。「グッドラック」（幸運を祈る）という、ある意味で投げやりなタイトルは、若林アナへのエールなのでしょうか。番組には高視聴率という幸運が訪れますように。