世の中には残念ながら無数のブラック企業が存在しますが、その実態はもはや犯罪なのではないか?という企業も少なくありません。最近になり、営業成績の悪い従業員にペナルティとして生きたミミズ&ドジョウを食べさせた企業の動画が拡散され波紋を呼んでいます。
営業成績の悪い従業員に生きたミミズ&ドジョウを食べさせた?
それは中国での出来事。とあるインテリア企業にて、ノルマを達成できなかった従業員たちにひどいペナルティを強要したとして、関連写真および動画が拡散され波紋を呼んでいます。それはとある女性従業員が生きたままのミミズを口にしている動画なのですが、動画では「寄生虫がいるんじゃない?」と他の従業員が囁いている声も入っているとのこと。
その後、女性従業員はミミズを水で流し込みましたが、他の従業員は生きたミミズを捕まえることができず、ミミズが入っているティッシュごと飲み込むという行動に。この企業にはノルマが達成できない場合には3段階に分かれてペナルティが存在するそうですが「15分間トイレ掃除」といった軽いペナルティもあれば、このような「ミミズを飲み込む」といった非人間的なペナルティも存在するようです。
従業員「冗談で言ってるのかと思ったのに…」
被害に遭った従業員いわく「何とかノルマを達成させようと冗談で言っているのかと思ったのに、本当に実行するとは思わなかった」と疲弊しています。もしミミズ、ドジョウを食べたくなければ500元(約8600円)の罰金を出し、他の従業員に朝食を提供しなければならない、という決まりがあるそうですが、金銭的に苦しい女性はやむを得ずミミズを飲み込んだとのこと。まさにブラック企業ですね。
これに対し、企業側は「何もしないで金が入ると思いやがって」と捨てゼリフを吐いているようですが、これはれっきとした犯罪行為であるため、中国当局は企業の実態が分かった後に法的に処罰することを明かしています。中国では残念ながらこのような非人間的な行動に走る企業も多く、すでに社会問題と化しているようですが、いまだこのような企業は多く存在するようです。
まとめ
このように、ノルマが達成できないといった理由で常識として考えられないペナルティを与えた企業はいまだ批判にさらされていますが、そもそもミミズでも飲み込むのがやっとだというのに、ドジョウとなると…考えるだけでも信じられませんが、中国ではこのようなパワハラが無数に存在するようですね。