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老後は島に住みたい!「移住」の知識


田舎から出てきて都会で会社員をやっていた人は、そのまま都会に住みつき、家を購入し、定年まで住み続けることが多いです。ところが、やはり生まれたところのように田舎の景色を見たいとすれば、わざわざ老後になってからも東京や大阪に住み続ける必要はないでしょう。
最近は、定年退職してから、退職金で移住する人も増えています。移住といっても外国に住むわけではなく、日本国内の田舎に住むことを希望している人が少なくありません。田舎でも、完全に本州から切り離された離島になります。ですが、離島は景色がよい代わりに様々な問題点が発生します。そこで、移住するときにどのような問題が生じるかをあらかじめ知っておき、あとで困らないようにしっかりとした対策を立てておくべきです。

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写真:ホームメイト
まず、交通手段を考えなければなりません。用で東京に住んでいたならば、少なくとも電車は10分に1本ぐらいは来たはずです。ですが、島にすむとそもそも電車がありません。電車どころか気動車すらありません。そのような中で生活していくと、自家用車が不可欠です。
自家用車を所有する場合は、車の点検が問題になります。ディーラーがある沖縄本島などであれば別ですが、それ以上小さい島になると車のディーラーもありませんので、車検などは島にある自動車整備工場で行うことが必要です。部品が壊れたら、本州から島に取り寄せなければならず、その分お金がかかってしまいます。
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写真:Uターン経験者の田舎ブログ – はてなブログ
次に買い物をする場所です。都会のように、何でもあるわけではなく、島にあるものは生活に必要なものだけです。それ以外のものは、定期的に本州や四国、九州そして北海道まで行き、購入する必要があるでしょう。つまり、たとえ島に住むにしても、あまり日本列島から遠ざかると不便になりますので、ほどほどの距離にしておきましょう。point 234 | 1

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写真:浜の小屋
老人になると問題が生じるのは、自分自身の体です。定年退職したばかりのころは60代ですので、まだ元気な人は多いですが、70代になると体のあちこちに問題が生じることが多くなります。その場合、病院に行かなければなりませんが、病院は島の中に一つだけ診療所がある程度で、大きな施設などはありません。入院する場合も、島から離れなければならない可能性があります。本州から近いところならば、本州に移住しなければならないため、そもそも田舎暮らしの意味がなくなります。point 281 | 1

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写真:livedoor Blog

 

また、一時的に通っても、かなりお金がかかってしまうことを覚悟する必要があるでしょう。5年間だけ住む場合のように、期間限定ならば問題がありませんが、一生そこに住むならば、必ず病気に対する対策を立てておくべきです。
墓参りなども問題になるでしょう。自分が長男でなければ問題ありませんが、両親がすでに亡くなっている場合は、お墓参りをする時も島を離れる必要があります。もし自分でできなそうであれば、人に任せる方法もありますが、トラブルが生じないようにしておかなければなりません。少なくとも、お墓の問題が出たならば、親せきや業者に任せて管理お願いする必要があります。point 348 | 1

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写真:Naverまとめ
このように、様々な問題が考えられますが、少なくとも都会にいるよりは気持ちの良い生活を送ることができます。南の方の島であれば、台風などを気にしなければなりませんが、それ以外は非常に快適に過ごすことができるでしょう。都会特有のストレスをためることなく、自由に生活をすることができます。
生活が朝方中心になる傾向が出てくるでしょう。都会あれば、夜遅くまで飲みに歩いて、終電の時間にようやく自宅に到着するようなこともあり得ます。そこまで遅くなくても、寝る時間が12時近くになることもあります。ですが島暮らしをしていると、夜の7時にもなればお店が閉店していますので、自然に早寝早起きの生活になりやすいです。point 358 | 1

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