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あなたはどう食べるのが好き?豚肉の知識


豚肉に含まれる栄養素の中にビタミンB1があります。
同じお肉の中でも、鶏肉や牛肉と比べると豚肉には約10倍近く含まれています。
ビタミンB1には、炭水化物をエネルギーに変える際に必要となる酵素の働きを促す作用があり、疲労の回復や予防に効果が期待できるので夏バテ防止に良いとされています。
また、たんぱく質も多く含まれています。たんぱく質は筋肉や体の様々な組織を作るうえで重要な栄養素です。
筋肉トレーニング中には、筋肉を作るたんぱく質と、疲労回復に効果的なビタミンB1が含まれている豚肉はおすすめの食材だといえます。


写真:scmeat.co.jp

豚肉には様々な部位があり、部位によって栄養や食べ方もいろいろあります。
味や食感も違うので、それぞれの特徴を知ると、調理法や食べ方を変えてより美味しく食べることができます。
ロースの部分はキメが細かく肉質も柔らかいので、人気のある部位といえるでしょう。調理方法としてはとんかつなどはこの部位がおすすめです。

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写真:rakuten.ne.jp

ロースはロースでも肩ロースはまた少し違います。コクがあり、生姜焼きなどに適しています。
たんぱく質は肩ロースよりもロースのほうが多く含んでいます。
ヒレの部分は脂分が少ないのが特徴です。豚肉の部位の中ではビタミンB1を一番多く含みます。疲労回復のほか、美肌効果も期待できます。低カロリー高たんぱくなので、ダイエット中や筋肉トレーニング中などにおすすめです。脂肪分が少ないので油を使う調理に向いており、ポークソテーやとんかつなどに適しています。point 285 | 1

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写真:rakuten.ne.jp

肩の部分は筋肉質で硬めですが、シチューなどの煮込み料理に適しています。
バラは脂身が特徴の部位です。肉じゃがや角煮、ベーコンなど、様々な料理に向いています。骨付きの部分はスペアリブと呼ばれています。

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写真:izumi.coop

モモの部分は脂分が少なく、ヒレの次にビタミンB1を多く含んでいます。ローストポークなどはこの部位が使われます。
いわゆるお肉の部分のほかにも、豚の足の部分、豚足も食べることができます。ゼラチン質のコラーゲンがたっぷり含まれており、煮込み料理などに適しています。

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写真:chitose.tv

ほかにも耳の部分や内臓も食べることができます。焼いたり煮込んだりして食べますが、コリコリとした食感が特徴です。
このように、豚肉には部位によっていろいろな特徴があり、含まれる栄養素も少しずつ変わってきます。
ただ美味しいから、という食べ方のほかにも、目的に合った部位の選び方や食べ方、調理法があります。

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