性的マイノリティをめぐる自民党の会合での発言で、静岡7区選出の城内実衆議院議員が、一部の権利擁護などの活動を念頭に「お花畑的な正義感」などと述べ、ネット上では非難する声が殺到しています!
事の発端となったのは8月25日の自民党内で、性的マイノリティに関する非公開の会合が開かれたときのことでした。その中で、元環境副大臣である城内実衆院議員が、LGBTへの差別解消をめぐり「お花畑正義感の人たち」という趣旨の発言をしたことが判明した。この発言が、物議を醸しているのです。point 202 | 1
「朝日新聞」の報道によると、城内氏は会合で、「美しいポリコレみたいなものでストーリーをつくって、それを疑問視する人をひたすらたたくお花畑正義感の人たち」との表現を用いたということ。さらに「(お花畑正義感の人たちは)多様な価値観、多様な市民を、ステレオタイプでやっているんじゃないか」などとも語ったといいます。point 216 | 1
城内議員は「私も含めて単純化してはいけない」という意味で発言したとしていますが、こうした発言は差別解消をめぐって“分断”を起こしかねません。今後、声を上げようとした人たちが『お花畑』というレッテルを貼られる可能性だってあるため、ネット上ではこんな声があがっていました。
「政治家と統一教会とその関連団体や実態を偽装するための名称変更など国民を欺くような自民党政治並びに国民を二分している国葬問題に対しても何も正論を発信できない事が今の連合。」
「う~ん。単なる自民党はやってますアピールにしか聞こえない。」
「いえ誤解ではございません。この問題をきちんと捉え、苦しむ人たちをなくそうという姿勢があるならば、このような言葉は出てはきません。」
性的マイノリティへの差別解消に取り組む人が揶揄されないためにも、政治家には、発言に細心の注意を払ってもらいたいものですね…。
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