女優の岡江久美子が4月23日に新型コロナウイルスによる肺炎によりこの世を去ったことは日本国内で悲しみの声が相次いでいますが、その翌日の24日に遺骨が夫である大和田獏の元に渡ったとされています。今回の岡江久美子の訃報を受け、アビガンの投与基準を変えるよう強く呼びかけられています。
大和田獏プロフィール
本名: 大和田芳朗
生年月日: 1950年10月13日
出身地: 福井県
身長: 170cm
血液型: AB型
岡江久美子プロフィール
本名: 大和田久美子
生年月日: 1956年8月23日
出身地: 東京都
身長: 156cm
血液型: AB型
岡江久美子の遺骨が夫・大和田獏の元に渡る
新型コロナウイルスによる肺炎により4月23日に亡くなった岡江久美子。翌日の24日に夫・大和田獏の元に遺骨が渡り、都内の自宅に戻ってきました。大和田獏は遺骨を持ち「久美子が帰って参りました。こんな形の帰宅は本当に残念で、悔しくて、悲しいです。みなさまもお気をつけ下さい。それが残された家族の願いです」と語っています。大和田獏と娘の大和田美帆は現在、それぞれ自宅に待機し外出を自粛しています。現時点で新型コロナウイルスの症状は出ていないとのことです。
アビガンの投与基準を変えるよう専門家が訴える
4月3日に発熱したものの、医者から自宅待機を命じられたことですぐに検査を受けることができなかった岡江久美子。その後、4月6日の朝に容体が急変。即入院となったものの、この時すでに危険な状態だったといいます。この件を受け、専門家いわく「すぐにアビガンを投与すれば、違った結果になったかもしれない」と、アビガンの投与基準の見直しを強く訴えかけています。
新型コロナウイルスが重症化しやすい人は?
新型コロナウイルスが重症化しやすい患者の条件として、糖尿病や呼吸器疾患、肝機能障害、高血圧などの持病がある方、そしてがん患者も当てはまります。岡江久美子は昨年末に初期の乳がん手術を受け、1月末から2月半ばまで放射線治療を受けていました。そのため、免疫力が低下していたことで重症化した可能性が高いといわれています。
陽性診断が出なくても早いうちにアビガンを投与する必要がある?
新型インフルエンザ薬として知られるアビガンは、インフルエンザ患者には主治医の判断ですぐに処方できるものの、新型コロナウイルスの場合はPCR検査で陽性判定が出てから初めて処方されるといいます。しかし、PCR検査は結果が出るまで数日かかるといわれており、岡江久美子もおそらくその結果を待っている間に重症化してしまったのでしょう。
なんといっても、新型コロナウイルスは重症化するまでのスピードが非常に早く、重症になってからではアビガンは効果がないといわれているだけに、今後は陽性診断が出ていなくても、高齢者や基礎疾患のある方を優先的に投与できるよう、アビガンの取り扱いを変えなければならない状況が訪れています。
まとめ
このように、岡江久美子の訃報により、アビガンの投与基準の見直しが求められている現在ですが、重症化した患者を医療側が優先するのは正しいことだと思いますが、高齢者や基礎疾患のある方など、新型コロナウイルスがより重症化しやすい方には優先して治療が受けられるよう改善ができれば…と強く思えてなりませんね。